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育て方アドバイス
2. 新苗の育て方<シュートピンチの要領>
 バラにはいろいろな品種があり、育て方もそれぞれ異なります。
ここでは、現代バラの代表的系統の、四季咲き大輪種(ハイブリッド・ティー・ローズ)の育て方について説明します。

 前項の「植え方」に従って、植え付けが済んだバラは、やがて蕾が大きくなり花が咲きます。新苗は、赤ん坊のようなものですから、花を咲かせることは大変負担です。花を見たら、なるべく早く、花首から切り取ってください。花を見たい誘惑に勝てる人は、思いきって蕾が小さいうちに摘み取って、バラの樹の充実をはかるのが賢明です。後々の生育に大きな差が出ます。

 植え付け時に与えた肥料が徐々に効いて、バラの茎が伸び、やがて、根元の接ぎ木部分のすぐ上から、それまでの茎より太くたくましい茎が伸び出してきます。これを“シュート”と呼んでいます。

 シュートは将来立派な花を咲かせる主幹枝に生長しますから、大切に育てます。シュートが伸びて蕾が見えたら、ピンチといって、シュートを指で折り取ります。指で折れるぐらい、軟らかいうちに取り除くのがコツです。折り取ったところから芽が伸びだし、また蕾が見える頃、最初にあった茎枝は、シュートのつけ根から上を切り取ります。つまり、初めにあった茎枝はシュートを出すための、栄養枝だったわけです。役目が終わったのですから、すみやかに切除して、養分を新しい枝に行くようにして下さい。夏の終わりまで花を見ないで育てると、次々にシュートが出て、秋には一人前のバラになり、たくさん花をつけてくれます。

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