ベランダガーデニング講座:コンテナを知ろう home
ベランダガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
3.4.1 コンテナを知ろう
 コンテナとは、植物を植える器の総称です。ベランダでは地面に直接植え込むことは困難なので、コンテナを効果的に利用することでガーデニングの幅を広げることができます。

1. 基本的なサイズ
 一般に、植物はプラスチック鉢やビニールポットなどに入って店頭で販売されています。このような栽培鉢は、鉢の口径により『号』という単位で大きさが区別されます。
 3cmを1号として表示し、小さいものは、2.5号というように0.5刻みとなります。よく使う単位ですので、実物と照らして感覚的にわかるようにしておきましょう。

鉢の大きさと用土の量
号鉢 直径(センチ) 用土の入る量 (リットル)
3 9 0.3
4 12 0.6
5 15 1.3〜1.4
6 18 2.2〜2.4
10 30 10

2. 素材によるコンテナの分類
  土製
粘土を焼いて作られたもので、素焼き鉢,駄温鉢,テラコッタなどもこの仲間です。コンテナとしては最も一般的で形もさまざまなです。通気性や透水性が高く、植物を育てるには最適です。ただ、割れる危険性がある点ベランダガーデニングに使用する際は注意が必要です。

  プラスチック製
プランターやプラスチック鉢などです。やや通水性に欠けるため、鉢土が過湿しやすく、また、直射日光に当たると鉢内が高温になり根を傷める危険性があるので注意が必要です。しかし、安価で、軽量で移動しやすいのでベランダ向きです。最近は、色や装飾性の高いものも市販されています。

  木製
板を組み合わせたものや樽型の大型コンテナなど。木の種類により多少の差はありますが、通気性や透水性が高いのが長所です。ただ、高価で重量があるため、土を入れてからの移動は困難です。

  紙製
再生紙を利用し鉢にしたものです。非常に軽量で見た目も自然な感じでベランダガーデニングには適しています。直接土の上に置くと底面が劣化し底が抜ける恐れがあるとともに、長い間高湿の状態にするとかたちが変形することもあるので注意が必要です。

3. 形状によるコンテナの分類
ボウル型
口径が広く深さがないタイプ。根が浅い植物を植えるのに適しています。土の容量が少ないため、長時間植えておくと土の構造が壊れ、植物の生育が悪くなります。

バケツ型
一般的なコンテナはこのタイプです。草丈の低いものだけで構成するとバランスがとりにくいので、背の高い植物を適当に混ぜて鉢の深さを生かすと見栄えがよくなります。

長方形型
プランターやウィンドーボックスがこのタイプに含まれます。長さを活かして同じ種類の草花や色をまとめてボーダー花壇のようにしてもまとまりがよくなります。

樽型、桶型
ビール樽や桶など木製のものが多いです。比較的大型のものが多く重量があります。土を入れた後にはかなり重くなり移動が困難になるので、はじめに鉢の置き場所を決定する必要があります。

つぼ型
テラコッタ製の表面に装飾が施されたタイプの鉢で見た目は豪華です。口径が狭いため、多くの苗を植えることはできません。また、植物(特に樹木や根張りのよい植物など)を何年も植えておくと、抜けなくなるので注意が必要です。

ストロベリーポット型
つぼ型の鉢にいくつかポケットのような植え枡がついた鉢。ヨーロッパでイチゴを栽培する鉢として作られたことからこのように呼ばれます。ポケット部分は乾燥しやすいので、乾燥に強い種類の植物を植えたり、水遣りに注意する必要があります。

脚付きポット型
装飾的で鉢部分が地上よりやや持ち上がっています。鉢と脚が一体になっているタイプと、取り外しが可能なタイプがあります。

壁掛け型
塀や壁、トレリスなどに掛けて飾るタイプ。深さがあまりない植物に適し、植え込む植物の数は限られます。

吊り下げ型
さまざまな材質のものがあります。つる性や半つる性植物に向いています。鉢自体が重いものや大型のものを吊り下げる場合、落ちると危険なので、金具部分を補強し、落下の危険がある場所には吊り下げないようにしましょう。

その他上記以外に、さまざまなコンテナが市販されています。

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