ベランダガーデニング講座:コンテナと植物との組み合わせ home
ベランダガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
3.4.2 コンテナと植物との組み合わせ
1. 植物の性質に考慮しましょう
 コンテナに植え込む植物は、以下のような条件と植物の性質に注意して組み合わせを決めましょう。

  日照条件
コンテナには極力日照条件の同じ植物を植え込むようにしましょう。植物には日当たりを好むものもあれば日向でも日陰でも問題なく育つものもあります。それら日照条件の異なる植物とを同じコンテナに植えるとどちらかの植物の生育が悪くなる恐れがあります。

  土壌条件
土壌水分による違い(乾燥した土を好む植物か湿り気のある土壌を好むか)や、土壌酸度(アルカリ性〜中性〜酸性)による違いなどがあります。

  温度条件
暑さや寒さに対する抵抗力によっても植物は区分されます。寒さに弱い植物と強い植物とを同じコンテナに植えると、一方が寒さで枯れてしまうということがあります。

  開花時期をあわせる
植物の開花時期を確認し、コンテナ内の植物がほぼ同時期に開花するよう植物を選ぶと見頃の時期が重なりより華やかな印象のコンテナに仕上がります。一方、開花時期が多少異なる植物を組み合わせると長期間楽しめるコンテナをつくることができます。

  花色をコーディネートする
花の色や組み合わせにより、イメージが大きく変わります。計画や環境(室内の壁の色や床の色など)に見合った花色を選びましょう。

2. バランスよく組み合わせましょう
  高さのバランス
コンテナと植物とをバランスをよく見せるために、植物の高さがコンテナの高さの約1.5〜2倍になるとよいといわれています。
 右の写真は、植物が高すぎてバランスが悪い例です。

  植物の草丈と配置
コンテナを一方向から鑑賞することを想定した場合(一方見)、コンテナの後ろ側に背の高い植物を、前側に背の低い植物や前側につる性、下垂性の植物を植えると、全体にバランスのとれた寄せ植えに仕上がります。
また、どの方向からも鑑賞する場合(四方見)はコンテナの中央部に背の高い植物を植え、外側に背丈の低い植物を植えるとバランスがよくなります。

一方見の例 四方見の例

3. コンテナの形状と植物の形状とをバランスよく組み合わせましょう
 コンテナの形状と相性の良い植物を組み合わせて植え込むことにより、上手な演出を行うことができます。

ボウル型
ビオラやアリッサムなど背の低い草花をメインに植えると見栄えがよくなります。

バケツ型
どんな植物とも相性がいいです。大鉢では草花だけでなく背丈のあるブルーベリーやオリーブなどの苗木も植えることも可能です。

長方形型
プランターやウィンドーボックスがこのタイプに含まれます。長さを活かして同じ種類の草花や色をまとめてボーダー花壇のようにしてもまとまりがよくなります。

樽型、桶型
草花だけで大輪の花を用いるときれいです。樹木を入れてもボリューム感がでます。

ストロベリーポット型
本来はイチゴを栽培する鉢ですが、乾燥に強いほふく性や下垂性の植物やハーブなど根があまり大きくならない植物を植えてもよいです。

脚付きポット型
立体感のある植物や、ほふく性、下垂性など、どんな植物とも相性がよい。

壁掛け型・吊り下げ型
下垂性の草花や背の低い植物との相性がいいです。一方、背の高い植物は風で倒れたり、コンテナとのバランスがとりにくいので避けましょう。

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