ベランダガーデニング講座:施工時のポイント home
ベランダガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
4.4 施工時のポイント
1. 施工手順の確認と準備
始める前に手順を確認しておきましょう。
  1. 資材の施工(用意するもの:資材、取り付け用具、軍手など)
  2. 植物の植え付け
    (用意するもの:苗、用土、コンテナ、鉢底石、鉢底ネット、移植ごて、ハサミなど)
  3. 配置(用意するもの:オーナメント、照明器具など)

2. 資材の取り付け
  1. まず床面からつくっていきます。用意したものを床に敷き枚数が足りているか確認します。
  2. 枚数が確認できたら敷いていきます。非難ハッチなどをふさいでしまわないように注意しましょう。
  3. 壁面をつくります。トレリスやよしずを貼っていきます。棚なども取り付けます。
  4. フォーカルポイントや大きなコンテナなど、植え付けた後に動かすのが困難なものはあらかじめ位置を決めて作業をします。

3. 植物の植え付け
  草花
  1. 害虫が侵入しないように底穴に鉢底ネットでふさぎ、鉢底石を3cmほど敷きます。直径15cm以下のコンテナなら鉢底石は敷かなくても大丈夫です。
  2. 暖効性化成肥料を混ぜた用土をコンテナの3分の1程度入れて苗を置き、根鉢の上面が鉢の縁から2cmほど下に位置するように用土を増減します。こうすることで水やりをしたときに用土の流出を防げます。これを「ウォータースペース」と呼びます。
  3. ポットから苗を抜きます。抜くときは苗の根元を手で押えポットの底を軽く押すようにして取り出します。苗のほうを引っ張ると植物が傷むので注意しましょう。根鉢の底に根が詰まっていたら少し手でほぐします。根がまわっていないものは根鉢を崩さないようにしてそっと植え付けます。
  4. 用土を足します。ときどき割り箸などで突きながら用土を入れます。こうすると隙間なく用土が入り株が安定します。最後に鉢穴から水が流れ出るくらい水やりをします。

  樹木
コンテナ植えの場合は基本的には草花と同じように植え込みます。ただし樹木の場合は次のことに注意します。
  • 草花よりも大きく成長するものが多いのでコンテナは大きめのものを選びます。
  • 植付け後は支柱を立てて苗木がぐらつかないようにします。こうすると根が早く着き、また新しく出始める細根が傷みません。

  球根
球根は簡単に育てることができますが花が咲くまでに長期間かかるものがほとんどです。スペースの限られているベランダでは配分に気を付けましょう。
  1. 鉢底ネット、鉢底石を草花と同じ要領で敷きます。
  2. 暖効性肥料を混ぜた用土を入れます。球根を上に置いたときに球根の頭がウォータースペースに位置するように用土の量を調節します。コンテナ植えの場合、球根は1個あき間隔で植えると開花したときの見栄えが良くなります。

4. 配置する
出来上がったコンテナを、図面に基づき配置していきます。
 少し離れたところから見たり、違う場所から眺めたりしながら置いていくと全体のバランスがとりやすいでしょう。最後に照明器具や小物のオーナメントを飾っていきます。

5. その他注意する点
  排水口のつまり
排水口に花がら、枯葉、土などが詰まる心配がある場合は台所用の排水口ネットを敷くとよいでしょう。

  砂利やチップを敷くとき
砂利やチップを敷く前に不繊毛シートを敷きます。こうすると土や枯葉などが排水口に流れるのを防ぎますし、別の床材に敷き替える際に取り替えが楽です。

  タイルを敷くとき
大きなコンテナを上にのせる場合は厚手のテラコッタなどが強度が高く丈夫です。また床とタイルの間がカタカタするのが気になるときは薄いゴムシートなどを間に敷くと安定しますし、割れにくくなります。

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