ベランダガーデニング講座:季節に応じた管理のポイント home
ベランダガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
5.3 季節に応じた管理のポイント
1. 梅雨と秋の長雨
 梅雨と秋の長雨の季節は、植物が蒸れることにより病害虫が発生しやすくなりますので、茎や葉をすかして風通しをよくし、雨上がり後は傷んだ葉や花を摘むようにしましょう。

 特に花が大きく花弁の薄い植物(例えばペチュニア、インパチェンス等)は、雨にあたる範囲が広いのでより被害を受けやすいものです。激しい雨のときには庇の下へコンテナを移動するか、室内に取り込むようにします。

 台風の際は室内に取り込めるコンテナは移動し、移動困難なものはワイヤーやひもでフェンスなどにくくりつけたり、数個のコンテナをひもでまとめ床に倒しておきます。さらに安全のためにハンギングバスケットはとりはずして室内に入れるか、風当たりの弱い場所へ移します。台風の後は病害虫が曼延しやすいので殺菌剤を散布しておくと安心です。

 折れた茎などは早めに切り取りましょう。

2. 夏越し
 6月頃から日差しが強くなり始めたら、暑さに弱い植物は日陰に移し、西日が強くあたる場合は寒冷紗や「よしず」などをして日よけをします。また、観葉植物は室内からベランダの日陰に移してあげます。

 7〜8月は熱帯産の植物以外は肥料を与えないようにします。高温多湿な日本の夏は植物にとっても過酷で生育の勢いも衰えますので、この時季に施肥をするとかえって植物を傷めることになります。

 8月に入ると、初夏から晩秋まで長期間咲き続ける植物は伸び乱れ株が疲れてきます。これらは切り戻しをし、株を小さくして残暑を乗り切ると秋に再び元気に咲いてきます。切り戻しの時季が遅れると株張りが悪くなるので8月中には終えるようにします。

 乾きすぎて植物がぐったりしてしまった鉢は日陰でたっぷりと水やりをし、回復を待ちましょう。

3. 冬越し
 冬風当たりや冷え込みの強いところでは、コンテナにビニールトンネルを取り付けたり不繊毛などで覆ってあげると寒風による草花の傷みを防ぐことができます。またスペースがあれば簡易フレームやビニール温室を設置するのもよいでしょう。

 冬場でも日差しのある暖かい日中は、風を通し空気を入れ替え蒸れないよう注意します。

 ハーブなどの多年草は短く切り戻し、耐寒性のないものは室内に取り込みます。耐寒性のあるものは根元を腐葉土やバークチップなどで覆ってあげることで根を寒さと霜から守ります。

 夏場ベランダに出した観葉植物は忘れずに室内に取り込みましょう。この時季は植物の生長も遅いので、施肥(追肥)は生育中のものにだけ液肥を月に1〜2回与えます。

 春めいてくる2月後半からは、アブラムシが発生しやすくなるので注意しましょう。

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