ベランダガーデニング講座:植物の殖やし方 home
ベランダガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
5.7 植物の殖やし方
挿し芽
挿し芽とは、生育期にある植物の一部分を切り取り、土に挿して根を出させ新たな株をつくることをいいます。成長期に行う摘芯や切り戻しの芽を挿し穂として使うこともできます。ブルーデージー、ゼラニウム、ペチュニア、セージなど多数の植物に当てはまります。
ただし殖やした株を個人が営利目的で利用することは法律で禁止されてるので注意しましょう。具体的には次のように行います。

  1. 勢いがよく、傷んでいない新芽の部分を5cm程度の長さに切り取ります。これを挿し穂といいます。
    あまり挿し穂が長すぎると上手く根が出ません。挿し穂の下半分ほどの葉を摘み取ります。
    残した葉が大きい場合は半分の大きさに切り取ります。

  2. 挿し穂の切り口をナイフなど鋭利な刃物で斜めに切り直します。長さを7〜8cmほどにすると扱いがラクです。

  3. 水を入れた容器に挿し穂をつけ、30分ほど水あげをします。葉を濡らさないように注意しましょう。

  4. 挿し芽培養土やバーミキュライト、小粒の赤玉土を容器に入れて湿らせ割り箸などで穴をあけ挿し穂を挿します。
    用土は必ず清潔なものを使います。切り口から菌が入ると上手く発根しません。
    発根するまでは半日陰の風通しのよいよころで管理します。用土は乾かさないように注意します。

株分け
株分けとは、大きく育った株を手やナイフ切り裂いて、いくつかの株に分けることをいいます。宿根草や一部の樹木で行います。株分けをすることで新芽のひとつひとつが十分に生長し、また刺激を受けることで生長が促されるので、2〜3年に一度は行うとよいでしょう。

  1. コンテナから株を取り出します。このとき傷んだ根は取り除きます。

  2. 必ず根をつけて2〜3芽を一株とし、手または鋭利な刃物で切り分けます。

  3. 新しいコンテナに植え付けます。このとき根の大きさに合わせて茎葉を半分くらい切り詰めます。
    根にくらべて上部が大きすぎると上手く根付かないので注意しましょう。


ランナーを使って
イチゴやユキノシタなどは成長期に株からいくつものランナー(走出枝)を伸ばします。そこにできた子株を土に植え付けると簡単に根付きます。
子株は一本のランナーから数株できますが、最初にできた2〜3株が生育がよいです。ランナーは子株が根付いてから切り離しましょう。

1. 伸びたランナー

2. ランナーの切り離し

3. 切り離したランナー

4. ランナーの植え付け

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