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| 盆栽講座 |
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| 7. 悪い模様木とは |
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図は模様木として実際によく見られる「悪い模様木の幹模様」の二大典型です。 (ア)は螺旋模様といって、幹が根元から垂直に伸ばした線を、クネクネと螺旋状に伸び上がっています。 これは過去何回か訪れたサツキブームの時には、必ず「雨後の筍」かモンスーン期のボウフラのように、膨大な数のこのクネクネ模様の素材が大量生産されたものですが、これらは幹味が卑しく、全く品位が感じられないばかりか、枝の効果(後述する「役枝」「差し枝」「食い付き枝」という大切な枝芸)をうまく引き出すことが非常に困難となります。 花を観賞することに重点を置いてサツキを培養していくなら、このクネクネ模様は作るのが楽なので誰も文句は言えませんが、花だけではなく盆栽として仕立てていこうとするなら、この安易な螺旋模様は極力避けなくてはなりません。 (イ)は幹が垂直線をクネクネと出たり入ったりしていないので、盆栽としての幹模様は教科書通り。オーソドックスなものといえます。しかしただ1点だけ、幹の「立ち上がり」部分が「直幹態」になっているのが、大きな・・・というより致命的な欠陥となっています。 模様木では特に幹の立ち上がりの傾斜具合が重要ですが、さらに幹途中や上部でも、わずかとはいえ直線部分があるのは模様木としての価値を著しく低下させます。 どこかに直線部分があったとしたら、時には幹にヒビが入ろうが、直線を曲線へと修正するのが、盆栽家の「義務」であり「誇り」でもあるのです。
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