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| はじめての盆栽 |
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| 2.1 「黒松」培養のポイントは4つ |
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黒松は現在、盆栽樹種の中でトップクラスの人気を保っています。しかし盆栽熱が異様に燃えさかった明治時代は、黒松は人気が超々絶大な錦松の陰にすっかり隠れていて・・・そればかりかその後も昭和の前半までは長いこと、全くといっていいほど重要視されないマイナーな盆栽樹種でした。 ところが昭和30年代以降、黒松の弱点であった、黒松の長すぎる葉を、半分にも1/4の長さにでも短くする培養技術(専門家・趣味家はこの技術を「黒松の短葉法」といっています)が確立され、その技術によって作り出された作品群がどっと世に出ると、今までまるで人気の出なかった黒松が、一躍盆栽界No.1といっていいほどの人気樹種に躍り出たのです。黒松の身に訪れたその劇的な変化は、まさに‘みにくいアヒルの子’そのものであったといってよいでしょう。 さて、この黒松の長い葉をハサミでちょん切るのではなく、自然にそして大々的に短くするには、年間を通して4つのポイント・・・技術を加える必要があります。関東地方を標準にそれを述べますと
この一連の作業を3年も続けると小枝は驚くほど増え、枝数葉量とも大々的にボリュームアップするため、その後は毎年の整枝剪定作業が必要となります。同時にこの頃よりあなたの黒松はビシッと短い葉の揃った佳品へと出世し、それがさらに数年の丹精で誰もがうらやましがる自慢の一鉢・・・佳品から名品へと昇華していくのです。 なお短葉法を施す黒松は、培養中は肥培を続けることが大切です。他にも各種の注意点があるので、本格的に黒松盆栽を育てようとする人は(株)近代出版の「黒松の育て方」や、私もタッチしている同社の「近代盆栽」や「山野草とミニ盆栽」という雑誌を参考にしてください。 |
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