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| はじめての盆栽 |
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| 7. ボケの盆栽 花の咲かせ方 |
| 梅の盆栽を毎年々、枝を長くしすぎないほどよい花数を咲かせて維持向上させていくには、いくつかの培養テクニックを習得しなくてはなりません。 それに対して、ボケ(木瓜)の盆栽の花のつけ方は、あっけないほど楽なものです。例えば、今年の2月頃に、園芸店で蕾をいっぱいにつけたボケの鉢を買ったとします。 するとその鉢は、下手に暖房の効いた部屋に置いておくと、あっという間に蕾が膨らんだかと思うと、うわーという勢いでわずか1週間か10日の内には、ほとんどの蕾が連続開花してしまい、「アラ・・・花の命は短くて・・・」なんて冗談も言えないほど、あとはごちゃごちゃとした花数だけが残ることになります。 ボケの花を長く美しく楽しむためには、ボケの花が一輪開いたら、その後はなるべく低温を保って花を長く楽しむのがお利口さんです。 いずれにせよ、ボケの花が咲き終わったら、ボケの実を一つ位成らすのはいいとして、やはり花ガラは子房部分からすべて取り除きます。そして、購入した鉢の土が団粒構造を保っていずに細かすぎるようでしたら、ウメと同じく、3月上旬〜中旬までには新しい用土(赤玉土7×桐生砂か冨士砂3)で植え替えます。もちろんこの時は、各枝を軽く、深くと、適宜切り詰め剪定しておきます。 そうしたら、あとは用土を霜柱や凍結から守り、春の芽出しまで、鉢土の表面が乾き出したらたっぷりと水をやっていきます。 さて、こうして春本番を向えると、ボケは胴吹きといって枝の先だけでなく、枝の途中や幹の途中にも、バンバンと新しい芽を発生させてきます。本格的にボケ盆栽を手入れする時は、4月、5月にこのバンバンとやたらに吹き出した芽を、はっきりと必要な芽は残して伸ばし続け、ごちゃごちゃしすぎるのでいらないと判断した芽は早目にピンセットなどで掻き取ったりするのですが、初心者の方はただ水だけをやって、秋まではボケーと育てていってもよいでしょう。 すると、ボケの各枝々の枝元や、枝途中や、やや枝先には、9月になると誰にも分る丸い花芽が点々と形成されているのが見つかります。心配な人は10月まで待つと、もう間違いのない花芽を確認することができます。そうしたら、その時初めて、これらの花芽を残しながら、伸びすぎた枝を切り詰めたり、ごちゃごちゃした枝、花なしの枝などを元から切除すればいいのです。 どうでしょうか。ボケの花を楽しむのは、ウメに比べるとグンと楽ですね。肥料は植え替えした年は、植え替え後20日したら適量の固形油カスを置き肥し、あとは7月まで軽く肥効を続けるとよいでしょう。そして、秋口にも肥料をしっかり効かせます。秋に植え替えた場合は、肥料は3月中旬には置き肥します(寒冷地は4月早々でしょうか)。 ただし、ボケも東洋錦という品種のように、複数の花が咲き分ける場合は、それなり残す幹、残す枝を計算する必要があったと、やはりちょっとした専門知識は、さらに必要となります。 |
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