春爛漫!我が家の庭のプランターにも球根系の花たちが勢いよく咲いています。今回もそんな球根系の花を使いアレンジしてみましょう。
さて、制作する前に「イースター」についてお話します。
イースターは異教徒とキリスト教徒の祭りが融合して出来た大きなお祭りです。テーマは「春の訪れ」(長い寒い冬からの自然の復活)と「イースターサンデーに復活したキリストの新しい生命の誕生を祝うこと」と言われています。海外ではクリスマスに続く2大イベントと言われるほどです。
クリスマスでも準備期間とその後のお祭りがあるように、このイースターでもイースターサンデーを中心に90日以上の長い間イベントが行われます。イースターは毎年行われる日が違います。春分の日の後の、最初の満月の後に来る最初の日曜日を「イースターサンデー」と呼び、イースターの日と決められています。
イースターをテーマにしたアレンジのポイントはこちらです。ここでは、私たちが普段無意識に利用している多くのものにはたくさんの理由・意味があることを少しだけ覚えていて欲しい…。そう思います。
●用意するもの
・ 直径30cm、深さ3〜5cm程度の器
(鉢の受け皿でもOK)
※球根を使うので深さのある花器を用意しましょう
・ 吸水性フォーム 1/2本
・ セロファン(無ければキッチン用ラップ)
・ ピックやマテリアル(アヒルやウサギ、卵)
・ 花材
球根系の花(ムスカリ、水仙、チューリップなど) 2〜3種類
ビオラ、マトリカリア(ノースポールでもOK)、アイビー、ミューレンベキアのつる少々
・ 山ごけ少々、シルバーモス(砂や枯葉でもOK)
●手順
1. 球根の株分けをします。
ポットからムスカリ、水仙を株ごと取り出し土を払いながら、球根の株分けをします。春の時期は根が張りやすいので、1個ずつの球根に分けてあげたほうがよいでしょう。
2. 十分に水を吸わせた吸水性フォームを器に固定し、山ごけを乗せます。
吸水性フォームの上にこけを置くため、フォームの高さは、器の縁から1cm位い低めにセットするとよいでしょう。また裏側には球根を埋めるための土を入れますので、スペースを空けておいてください。
山ごけは多少フォームが見える程度に置いていきましょう。
3.
ムスカリ・水仙の球根を器にいけます。
セロファンを適度な長さにカットし、器の空いているスペースに当てます。その上から株分けした時の土を軽くのせ、プランターに植えるようにムスカリ、水仙をいけていきます。
このとき花の角度や向きを観察しながらグルーピングしいけていくとよいでしょう。土が足りないようでしたら市販の新しい土を追加で入れてください。
はみ出したセロファンは見えないようにカットします。
4. 吸水性フォームに花を挿します。
この作品は四方見の作品ですので、どこから見てもそれぞれの花が見えるように挿していきましょう。
・ 水仙…球根つき水仙と対角線上にグルーピングで挿していきましょう。
・ チューリップ…今回使用のチューリップはゆり咲きで、かなり存在感のある色なので、水仙、ムスカリグループに対抗するように、やや他の花から離して挿してみましょう。
花の色や種類・大きさで、チューリップとその他の花の位置を調整します。
・ マトリカリア…脇枝を剪定し大きな葉を処理します。フォームに挿した水仙に交じり合うように挿します。水仙の間から揺れる様に咲いている雰囲気で。
・ ビオラ…チューリップの下の方でおしゃべりしながら咲いている雰囲気で挿しましょう。
5.
山ごけ・シルバーモスを置きます。
フォームが隠れるように山ごけを、土を隠すためにシルバーモスを乗せます。より自然な感じを出すため、山ごけ、シルバーモスが重なり交じり合う部分を作るのもよいでしょう。
6. アイビー・ミューレンベキアを土を這う雰囲気で挿します。
7.
イースターピックを挿します。
花の雰囲気や作品の空間をよく見て、置く位置を決めましょう。
8.
出来上がりです。
いけて2時間は水分をたくさん吸い上げますので、水をたっぷり与えてください。
フォームはきちんと隠れていますか?
春の到来を喜んでいる花たちのおしゃべりが聞こえたでしょうか…?
●違う花材で
花材を変えて優しい雰囲気の作品を作ってみました。みなさんも春の色んな花を使って楽しんでみてください。
次回は涼しげな夏のリースを作ります。 おたのしみに!!
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