フラワーデザイン基礎講座:花の分類 home
フラワーデザインの基礎
監修:(社)日本フラワーデザイナー協会
8. 花の分類
解説:NFD講師 松戸圭子 / アトリエposy
初めてアレンジを作る場合、どんな花を選んだらよいか迷うと思います。
花をいける場合、花の形態・分類を知ったうえで、使う花を選ぶことが大切になります。
そこで、今回は基本的な花の分類の仕方をお伝えします。この分類は全ての花、葉を形態によって4つに分けます。とってもわかりやすく整理されているので、初心者でも理解しやすいと思います(ドイツヨーロピアンの分類方法と異なります)。

フォームフラワー(フォームグリーン)
    【形態】 花・葉が大きく、個性的で、主張のあるもの
    【役割】 作品の主役、つまりフォーカルポイント(作品の中心)になる
      ex)  
       花 ユリ・カトレア・ストレリチア・バラ・カラー・アンスリュームなど
       葉 モンステラ・セローム・イトバショウなど

マスフラワー(マスグリーン)
    【形態】 花びら(葉)がたくさん集まっていて、こんもり盛り上がったような、ボリューム感・立体感のあるもの
    【役割】 作品全体の形を整える
      ex)  
       花 バラ・カーネーション・ガーベラ・アジサイ・ダリア・リシアンサスなど
       葉 ナルコラン・イタリアンルスカス・ダスティーミラー・ハツユキソウ・スモークツリー・レザーファンなど

ラインフラワー(ライングリーン)
    【形態】 1本の茎に棒状に小花が多数ついていたり、茎がしっかりした丈の長いもの
    【役割】 作品の幅だしや、伸びやかな表情をつける
      ex)  
       花 グラジオラス・デルフィニウム・フリージア・サンダーソニア・リンドウ・ムスカリ・スイートピーなど
       葉 ベアグラス・ミスカンサス・オクロレウカ・タマシダ・枝物など


フィラフラワー(フィラグリーン)
    【形態】 細かく枝分かれした先に小花(葉)がついているもの
    【役割】 花と花の空間を埋めたり、全体の印象をソフトな感じにする
      ex)  
       花 かすみ草・スターチス・ソリダスター・ホワイトレースフラワー・ブルースター・アストランチア・マトリカリアなど
       葉 アスパラミリオン・ユーカリ・ピットスポルムなど

このように分類されますが例外的に、あわせる花材によって、マスフラワーのバラがフォームフラワーになったり、フォームフラワーのストレリチアがラインフラワーになったりと役割の交代をして作品を作ることもあります。
また、この花の分類に添ってお花を選ぶ必要はありませんが、知っていると大変便利でもあります。そして、どの花を何処にどのように使うか・・・自分で学習する場合、花図鑑を片手にいろんな花雑誌の作品の分析してみても良いでしょう。
作品分析のポイントは
  1. どんな形態の花を
  2. 何処に
  3. どのように使われているのか
  4. 作品の形はどのようなものか
などです。

さて次の写真の作品には、どんな形態の花がどのように使われているか、よく分析してみてください。

会員の方はMyフォルダがご利用可能です。ログインしてからご利用ください。
会員でない方はご登録いただきますとご利用になれます。

フラワーデザイン講座トップへ

分野別講座トップへ

ホーム

support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.