ガーデニング講座:ガーデニングを行う際の諸注意 home
ガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
1.3 ガーデニングを行う際の諸注意
 植物は生き物です。人間に暑がりな人、寒がりな人がいるように、植物にもさまざまな性質があります。植え込んだ植物が元気に生育しやすい環境をつくってあげましょう。

1. 何の植物を植えるか? ─植物の性質の把握─
 ひとつの鉢にいくつかの植物を植えるのですから、なるべく同じ性質の植物を選ぶ必要があります。
また、花を観賞する植物の場合、花の色により全体のイメージが変わってきます。自分がどのようなイメージの寄せ植えにしたいのかを考えてから植物を選びましょう。また、開花時期を合わせることも大切です。

《植物のさまざまな性質》
・ 日照条件 … 日当たりを好むか、日陰を好むか
・ 土壌条件 … 湿り気のある土を好むか、乾燥した土を好むか
・ 温度条件 … 寒さに弱い、暑さに弱い … etc

2. 植え込んだ植物をどこで管理するか?
 植物の性質に伴い、置き場所を考えます(例えばベランダに置く場合、風がよく吹くため土が乾きやすく、コンテナが飛ばされ易い、日当たりを好む植物は日陰で管理できないなど)。その環境に適した方法で植物を管理することが大切です。

3. 植物を「どこ」に、「何」に植え込むか?
─置き場所や素材の特色を活かした鉢の選定─
 植物を植え込む容器をコンテナといいます。植物の形状や苗数、コンテナを置く周囲の壁の色や素材、建物の雰囲気に合わせて使うコンテナを選びます。素焼き鉢やプランター、樽など床面において使用するタイプのものが一般的ですが、その他に壁掛けタイプのものや(フェンス、門柱、塀などに掛けて使用)吊り下げるタイプ(玄関回り、軒下などに使用)のものがあります。

《素材別コンテナの主な種類》
・ 素焼き … 通気性、水はけがよい。自然素材(土を焼いたもの)なので自然な色合い。植物と合わせ易い。
・ 陶器 … 装飾性が高く、さまざまな形のものがある。重いのが難点。
・ 木製 … 素焼きと同様、自然素材なので植物と合う。樽型、桶型などがある。
・ ファーマーズポット … 紙を圧縮したもの。安価で軽量。長い間、直接地面に置いておくと底が抜けることがある。


吊り下げ型

壁掛け型

樽型

4. 用土を準備する ─植物に適した用土を使用する─
 植え込む植物によって培養土を選びます。コンテナの場合、用土の量は、5号鉢に1リットルを目安にすると無駄がありません。土の排水性を高めるために大型のコンテナを使用する場合は、底面に鉢底石を敷くとよいでしょう。鉢底石には軽石や赤玉の大〜中粒を使用しますが、鉢を軽くしたい場合は発泡スチロールの小片を入れることもあります。

5. 植え込む ─植える場所の決定─
 植物にも表と裏があります。植物を鑑賞する方向からきちんと植物の正面が見えるように注意しなければなりません。また、植物が生長するためのスペースを確保することも大切です。株同士をぎゅっと詰め合わせず、株と株との間に隙間を設けて植栽をしましょう。苗と苗との間隔を指2本分程度は確保してください。
 また、その植物が生長するとどのような形状になるかを知ることも、植え込む場所を決める重要な手がかりになります。
植え込む苗の数は奇数にするとバランスがとりやすいです。

《植物の生長の主なタイプ》
・上に伸びる … 前側にもっていくと後ろ側にある植物が隠れて見えにくく、日照不足になり易い。後ろ側に植え立体感を出したい時に用いる。
・横にはう … 地面を覆うように生長する。
・下に垂れる … 前面に植えておくと生長するにつれてコンテナから外部へ広がる。広がりや奥行きを出したい時に用いるとよい。
・こんもりと株状になる … ボリュームのある印象を与える。立体感がでる。

会員の方はMyフォルダがご利用可能です。ログインしてからご利用ください。
会員でない方はご登録いただきますとご利用になれます。

ガーデニング講座トップへ

分野別講座トップへ

ホーム

support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.