ガーデニング講座:ハイドロボールを使ったコンテナガーデン home
ガーデニング講座
コンテンツ協力:東京テクノ・ホルティ園芸専門学校
2.6 ハイドロボールを使ったコンテナガーデン
 照りつける太陽の下での園芸作業は、どうしても億劫になりがちです。
 今回は、土を使わずにハイドロボールを使ったハイドロカルチャーを作ってみましょう。ハイドロカルチャーは作り方も栽培管理も比較的容易な上、清潔で病虫害の心配もないため、気軽に室内でグリーンが楽しめます。

材料
・ ガラス製コンテナ(φ18cm、深さが5cm以上が望ましい)
・ ハイドロボール(発砲煉石)
・ 根腐れ防止剤(今回はミリオンブロックを使用)
・ 土入れ
・ 割り箸

植物
・ シンゴニウム 1
 半日陰を好む。さまざまな品種がある。
・ フィカス・プミラ〈サニーホワイト〉 1
 明るい日陰を好むつる性植物。性質は強健である。
・ ポトス〈テラスライム〉 1
 半日陰を好む。10℃以上の場所で管理する。鮮やかな黄緑色の葉は観賞価値が高い。

手順
1. 鉢底に根腐れ防止剤を敷き詰める。

2. 根腐れ防止剤が隠れる程度、ハイドロボールをコンテナの中へ入れる。

3. 鉢の正面を決め、ポットのまま苗をコンテナに並べて配置を確認する。

4. 位置が決まったら苗をビニールポットから抜き、水で洗う。この時、根を傷めぬよう丁寧に。

5. 根を広げた状態で均等にハイドロボールを入れる。用土が隙間なく入るように割り箸で軽くつつきながら入れるとよい(この時株元を割り箸でつつくと根を傷める恐れがあるので注意)。

6. できあがり。

その後の管理
 水をコンテナの1/3〜1/4程度入れる。水量は、常にこの程度の分量を保つように。
 水をコンテナいっぱいに入れておくと、用土内の空気がなくなり根が腐る場合があるので注意しましょう。

適した置き場所
 直射の当たる場所で管理すると、容器内に藻が生え見栄えが悪くなる恐れがあるため、室内の直射日光の当たらない場所で管理をしましょう。
 出窓に置く場合、特に冬場は窓ガラスに接する場所にコンテナを置くのはやめましょう。夜に外気とともにガラス付近の温度も急激に下がり、急激な温度差により植物が枯れる恐れがあるからです。
・ リビングルーム
・ ダイニングルーム
・ 玄関内
・ トイレなど

今回のワンポイント  −植物の形と配置−
 何種類かの植物を組み合わせてコンテナをつくる際に、植物の形状を考慮してコンテナ内の配置を決めましょう。
 今回使用したフィカス・プミラはつる性のため、コンテナの前面に配置するとよいでしょう。生長するにつれて枝が垂れ下がりボリュームが出ます。また、コンテナが隠れて、より自然な印象のコンテナに仕上げることができます。
 逆に、ポトスやシンゴニウムなど葉が比較的大きく、縦横バランスよく枝葉が広がる形状のタイプは、コンテナの背面や中心に植えるとバランスがとりやすくなります。

よい例:シンゴニウムを背面に、ツルニチニチソウやフィカス・プミラなどつる性のものを前面に置くとバランスがよくなる。 悪い例:シンゴニウムを前面に植えた例。背が高いため、後ろの植物が見えない。

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