鉢花講座:鉢花への水の与え方 水やりの大原則 home
鉢花講座
1.1 鉢花への水の与え方 <水やりの大原則>
 まず最初に水やりの大原則を声高らかに述べます。それは、
鉢花への理想の水やりは、植え土の表面が白く乾いたら、鉢穴から水が流れ出るまでたっぷりと与える
です。湿生植物・サボテン・エアープランツなどの例外もありますが、この大原則はほとんどの鉢花に適用されます。

 植物の栽培名人ともなりますと、草花の徒長(茎葉がヒョロヒョロと必要以上に長く、大きく、薄く育つこと)を防ぐために、たとえば生長中期以降や花芽形成期などに、茎の先端部がまさに水切れ寸前でグッタリ垂れ下がる寸前で、うわーっとたっぷりの水を与えるという細かいテクニックを駆使することもありますが、普通は鉢の土の表面が乾きだしたら、その都度たっぷりと水を与えます。

鉢花は乾かし気味に育てよ
 従って、よく「私は朝と夕方にたっぷりと水をやっています」という人がいますが、このやり方は決して良いとは言えないのです。なぜなら鉢がいつも湿り過ぎていると、植物の根はどちらかというと生長することをさぼってしまうからです。
 まして夕方たっぷりと水をやると、夜間、鉢が湿り過ぎ、また鉢温が下がり過ぎるので、植物の根の生長はかなり滞ることになり、反面上部の茎や葉はいたずらに徒長することとなり、結果として次第に植物体そのものが軟弱となり、病害虫の発生の可能性も高めることになってしまうのです。
 このことから別に「鉢花植物は乾かし気味に育てよ」とも言われています。

 また、一度水をやると鉢の土がなかなか乾かず、鉢穴から水が少しも出てこない状態となった鉢は、植え替え周期を大きくオーバーしている場合が多く、時には根腐れ症状が進行中のことがままあります。こうなる前に植え替えることが大切です。

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