鉢花講座:消毒について 病害虫の発生しにくい栽培法 home
鉢花講座
5.2 消毒について<病害虫の発生しにくい栽培法>
 病気・害虫が近寄りにくい管理法を列挙します。
  • 鉢花はいつも清潔に
    • 咲き終わった花ガラはこまめに取り去る
    • 黄変した下葉などは葉柄部でハサミで切り取る。シクラメンは花茎・葉ともに指で引き抜く
    • 雨で葉裏に泥などがついたら雨後、なるべく早く泥を落とす(大変だが、鉢の中に水が入らないよう工夫して葉裏をホースの水をかけながら手で優しく洗うとよい。これで病気の発症の可能性がとても低くなる。)
    • 用土上にゴミや枯葉が落ちたら取り去る
      鉢表面が汚れるとダンゴムシなどが集まりやすくなる。

  • 風通しよく管理する
    最も大切なのが、常に根元から茎の先まで風通しよく管理するということ。増えすぎた茎を間引いたり、時に下の方の大葉を元から切り取ったりする。風通しがよくなることで鉢花はますます元気に、そして病害虫も発生しにくく育ってくれる。

  • 用土に庭土・畑土・古い土は使わない

  • 真夏の午後の日差しを避ける
    真夏の午後の日差しは、なるべく当てないようにして、葉の老化を防ぐ。春、秋はよく日に当てる。
    パンジー・ビオラなどの冬の花は日によく当て、強風に当てないようにすると、花がよく咲き、長持ちする。

  • チッ素過多にしない
    苗から育てるときは、排水性・保水性よい土で植え込み、肥料は決してチッ素過多にしない。チッ素過多で徒長させ、病害虫を招きやすくする人は意外に多い。

  • 夜霧に当てる
    夜露は人間には毒だが、植物には強力なカンフル剤である。花時期も含めて生長期は、室内で楽しんでいる鉢は可能な限り夜は外に出して夜露に当てる。
    盆栽などでは室内に3日飾ったら、元に戻るまで外で3倍以上の10日はかかるといわれている。ただし鉢花には、室内で楽しむものが多いので、そのような種類のものは時々の夜露でも充分。
以上の日ごろの心づかいは、読むだけですとなんてことはありませんが、実際に平素これを続けるとなると、植物への愛情がないとなかなか続けられることではありません。しかしこれが続けられると、その効果は決して侮れないほどのものなのです。
 そして鉢の数が少ない人には、さらに耳寄りな「簡単・安全・病虫害予防法」があります。

簡単!安全!病虫害予防法
 それは、いつも手元に500倍に薄めた木酢液をハンドスプレーに入れて置いておくことです。そしてこの木酢液を3〜4日に1回でも、週に1回でも、鉢花全体にシュッシュッと散布してください。
 これで病虫害はさらに近づきにくくなります。しかも木酢液は人畜無害で、鉢土に落ちると土壌中の善玉微生物を増やす助けをし、植物体の生理代謝を活発にするなど、いいことずくめなのです。
 近頃はどの園芸店・ホームセンターでもこの木酢液(竹酢液でも可)を売っていますので、実行してみようと思われる人は、どうか1シーズンでも試してみてください。

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