摘みたてのハーブで、お茶をいれてみませんか?
フレッシュハーブティーはハーブが元気な初夏ならではの楽しみかた。
薬草茶のように薬効を期待するなら濃縮されたドライがいいといわれますが、ビタミンなど、フレッシュの方が豊富な栄養素もあります。そしてフレッシュのいちばんうれしいのは、なんといっても新鮮な香りです。また、いれたての淡いきれいな色合いも、魅力のひとつでしょう。
●フレッシュハーブティーのいれ方
まず摘みとったハーブは水で洗って、香りの強い(アクの強い)茎・枝の場合は葉だけにします。柔らかい茎のミントやレモングラスなどは、ざくざくと適当な大きさに切っておきます。
ハーブの分量は、生の場合、ドライの3倍量といわれます。ドライハーブの量は紅茶と同じといわれ、「ティースプーン人数分プラス1」ですので、生のハーブを使うときは、例えば2人あたり、大さじスプーンで3杯、ということになります。大体カップにふんわりと1/2くらいになるでしょう。香りの強いハーブの場合は半量で十分です。
沸騰したての熱湯を注ぎ、香りが逃げないように必ずふたをし、約3分蒸らしてできあがりです。
●おいしくいれるコツ
フレッシュハーブティーは「くせがある、青くさい」といわれますが、ハーブによってはそういう味になることもあります。ですが、くせのあるハーブでも他のハーブや食材をブレンドするだけで、ぐんと飲みやすく、おいしく変わることもあります。
では、フレッシュハーブティーをいれるちょっとしたポイントをご紹介しましょう。
- 何種類かブレンドすると味も香りもよくなり、飲みやすくなる。
- 生独特のアクやくせを和らげる方法としては、蒸らす時間を少なめに、1〜2分で注ぎいれる。
- ミントをブレンドする。
(メントール成分の多い、ペパーミントやクールミント、はっかなどのミントを少しだけ加えるとすっきりした飲み口になる。)
- レモンの香りのハーブをブレンドする。
(おすすめはレモングラス。熱でも香りはほとんど変わらず、ほのかな甘みもある。他にはレモンバーベナ、レモンタイムなども。)
- 甘みを足す。
(甘みをつけるととても飲みやすくなる。そしてくせのある味もやわらぐ。甘みづけにはミネラルが豊富で体に優しいはちみつがいいと言われるが、くせのあるハーブの場合は味の面でも合う。)
- ハーブによって、甘みとあわせて、さらにミルクやレモン汁を足す。
●おすすめブレンド
- レモンの香りブレンド
- レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、レモンタイムなど、レモンの香りのハーブブレンド。レモンの香りはたくさんの種類ブレンドしても失敗が少ない。2、3種のブレンドでおいしい。レモンバームはやや青くさみが強いが、レモングラスを少し加えると味と香りがよくなり飲みやすくなる。
- ミントブレンド
- ミント数種類をブレンド。ペパーミント、クールミント、はっかを少しは加えるとメントール成分で後味すっきりになる。アップルミントだけだとぼやけた感じも、ペパーミントを加えるとぐんとおいしくなる。スペアミントもペパーミントやクールミントとの組み合わせでとても飲みやすくなる。
- ミントとレモンの香りブレンド
- レモンの香りのハーブと、ミント(ペパーミントやペパーミント+スペアミント)との組み合わせ。
- その他ハーブとのブレンド
- アクセントに少しだけ加えるなら、ローズマリー、タイム。ミントミックスやレモンミックスに1/10量ほどいれるとほんのり香り、きりっと引き締まった感じにになる。
- ハーブ以外のブレンド
- カルピスや100%果汁ジュース(りんご、オレンジがおすすめ)で割ってもおいしい。薬効ではなく、香りや味を楽しむことを思えば、紅茶とのブレンドもおいしい。紅茶は薄めに作り、渋みをださないことがポイント。さっぱりしたセイロンティーが合う。ハーブ以外の飲み物ととブレンドするときは、ハーブの方が負けてしまうので、ハーブティーは普通の倍くらいの濃さにするといい。ブレンドの比率は、イメージする雰囲気や好みで変える。
香りを楽しむフレッシュハーブティー、育てているハーブをいろいろ組み合わせて、味わってみてはいかがでしょう。
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