ハーブ講座:ちょっとしたハーブの話:ハーブで美容 〜フェイシャルスチーム〜 home
ちょっとしたハーブの話
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4. ハーブで美容 〜フェイシャルスチーム〜
 ハーブはお茶にしたり料理に使う以外に、「香りを楽しむ」という方法があります。最近よく耳にする「アロマテラピー」と同じような使い方です。アロマテラピーとは植物から抽出されたエッセンシャルオイルを使って香りを楽しみながら、その薬効を外から取り入れる方法です。蒸気を吸入したり、お風呂にいれたり、マッサージに使ったりして使います。この香りを「外側」から使う方法を、エッセンシャルオイルをハーブにおきかえるとよいのです。

 エッセンシャルオイルと違い、ハーブの場合はかなり穏やかに作用するので、薬効を期待するよりも、「香りで気持ちよくなれる」ことが第一、そして薬効もあればもっとうれしい、というような考えでとりいれるとよさそうです。穏やか、ということはそれだけ刺激が少なく安全性も高いともいえます。

 「外側」に使う方法のひとつに、「肌へ使う」という方法があります。その中でも手軽にできて香りをたっぷり楽しめるのがフェイシャルスチーム。蒸気によって香りをたたせると共に肌の毛穴をひろげ、そこからハーブの薬効を肌の内部に浸透させる方法です。肌への薬効だけでなく、香りの効能もあるので、その両方を期待できるのもうれしい点です。
 ハーブにはそれぞれの個性があるので、下の表を参考に、その時々の気分や肌の具合で選んで、組み合わせてみてはいかがでしょう。

フェイシャルスチームとは?
 フェイシャルスチームは美容効果を目的に用いられる方法。蒸気によるハーブの揮発成分が皮膚に直接作用、蒸気の熱によって血管が拡張し、血液循環が高まる効果も同時に得られる。
 また、アロマテラピーと同じく、ハーブの芳香成分が自律神経、内分泌(ホルモン)、免疫の3つのシステムを通して肌によい影響を与える一方、芳香成分を含んだスチームが肌に直接的に作用、芳香浴と蒸気吸入の効果など、相乗効果を期待することができる。

フェイシャルスチームの方法
 洗顔後、洗面器などの容器にハーブをいれて熱湯を注ぎ、蒸気が逃げないようにバスタオルなどをすっぽりとかぶり、水面から20cmほど離れたところに顔をおき、眼を閉じて行う。
 保湿効果で肌が潤いを取り戻したら、冷水などで蒸気によって開いた毛穴を閉じて肌を整える。

 [分量] ドライ・・・大さじ2くらい。小さく砕いたり切って。
      フレッシュ・・・1/4カップほどを目安に。

 ・ 敏感肌の人は5分ほど、乾燥肌の人は10分弱を目安に。
 ・ 週に1〜2回を目安に行う。

フェイシャルスチームためのハーブ
ハーブ名 香りと効果
ラベンダー ・ 甘く爽やかな香り。
・ リラックス効果や神経を鎮め頭痛をやわらげる効果がある。
・ 肌に対してはおだやか。バランスを調整する作用がある。
ジャーマンカモミール ・ 甘いりんごの香り。干し草のような香りも。
・ リラックス効果、鎮静効果。薬効に優れる。
・ 肌に対してはおだやか。消炎作用に優れる。
ローズゼラニウム ・ 咲き始めのばらの香り。
・ 精神、ホルモンバランス調整作用がある。
・ 肌に対しては皮脂のバランスを調整する作用がある。
ペパーミント ・ すーっとさわやかな香り。
・ リフレッシュ効果、鎮静効果も。冷却と保温。殺菌効果に優れる。
・ 肌に対してはひきしめ効果。すっとした香りとひんやり感が後に残る。
ローズマリー ・ きりっとした香り。
・ 脳の活性化、血液循環促進作用がある。酸化防止作用に優れる。
・ 肌に対してはひきしめ効果、いきいきとさせる効果など。老化肌にも向く。
レモングラス ・ きりっとしたレモンに似た香り。
・ リフレッシュ、精神安定作用。
・ 肌に体してはさっぱりさせ、きめを整える効果。

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