ハーブ講座:ちょっとしたハーブの話:うがい薬にもなるハーブのマウスウォッシュ home
ちょっとしたハーブの話
活かす ─ 食・美容・健康に使えるアイデア ─
13. うがい薬にもなるハーブのマウスウォッシュ
 ハーブは薬用植物。殺菌効果や抗菌効果、防腐作用に優れたものが多くあります。ソーセージにハーブ、など、食品の保存に使われたりします。
 そしてハーブは香りのある植物です。その香りには、においを消す力を持っていることも多く、例えば料理にハーブを使うと香りづけだけでなく、肉や魚のにおいや、野菜のアクのようなにおいをとってくれる効果もあります。煮込み料理によく使われるブーケガルニ(ハーブの束)はそのいい例です。 これらの力は「食」だけでなく、応用すれば外用として暮らしに取り入れることもできます。
 抗菌効果のあるハーブとにおいを消す効果のハーブを組み合わせて、後はキッチンにある食品を合わせれば、口の中をさわやかにするマウスウォッシュができます。抗菌効果とにおいを消す効果、両方持っているハーブも多いのですが、バランスはハーブによって色々です。 また、香りなど使い心地を考えると、いくつかのハーブを組み合わせることで香りよく薬効も期待できるものに仕上がります。
タイム
  例えば抗菌効果の強いタイムは濃くいれたハーブティーを冷ましたもの、それだけでうがい薬にもなりますが、香りが強め。そこでさわやかな香りとすーっとした使い心地で殺菌効果もあるペパーミントを組み合わせます。 市販の歯磨き粉やマウスウォッシュにはペパーミントの香りがつけられているものが多いように、タイムだけよりもずいぶん本格的なマウスウォッシュになります。手作りのマウスウォッシュは淡い薄黄色の色合いが見ためにもすがすがしい気分にさせてくれます。
ペパーミント
 また、このマウスウォッシュをさらに応用すると、うがい薬にもなります。風邪でのどが痛い時には、抗菌効果と痛みなどに効果の期待できるハーブを組み合わせれば風邪用うがい薬にもなるのです。

では、マウスウォッシュとうがい薬向きのハーブ、ブレンド例、作り方をご紹介しましょう。


マウスウォッシュとうがい薬向きのハーブ
ハーブ名 効果
ペパーミント ・ 鎮痛、神経痛、喘息、のどの症状に。
・ 殺菌作用にも優れる。
・ すっとした風味。
タイム ・ 抗菌作用に優れる。
・ のどの痛みに。痰をきる作用。
・ 消臭効果。防腐作用。
パセリ  ・口臭を消す。
注)料理のような雰囲気になるので使いすぎに注意。
ユーカリ ・抗菌、抗ウィルス作用があり、呼吸器系に働きかける。
・のどの炎症や痛みに。消臭効果。

ハーブのマウスウォッシュ
 材料(仕上がり量100cc):
  ・熱湯        90cc
  ・ハーブ(ドライ)  合計 小さじ2〜2+1/2(ハーブによって増減)
  ・はちみつ      小さじ1/4
  ・ウォッカ      20cc
 作り方:
 (1)ハーブを耐熱容器に入れ、熱湯を注ぎふたをし、冷めるまでそのままおい
    ておく。
 (2)(1)をコーヒーフィルターでこし、ガラスの保存容器にいれる。
 (3)はちみつを加えてよく混ぜ、ウォッカを加えてよく混ぜる。

 ※水で3〜5倍ほどに薄めて使います。後味が気になる時は水で口をゆすい
  でください。
 ※保存期間は冷暗所で約1ヶ月です。
 ※はちみつには抗菌効果やのどの炎症をおさえる効果があります。はちみつ
  の代わりに植物性グリセリンを使っても作れます。
 ※アルコールが苦手な場合は、ウォッカを入れずに1日分量ずつ作ることも
  できます。(保存は冷蔵で2、3日ほど)

ブレンド例
 ・シンプルマウスウォッシュ
  ミント 小さじ1+1/2、 タイム 小さじ1/2
 ・口臭防止用マウスウォッシュ
  ミント 小さじ1+1/2、 タイム 小さじ1/4、 パセリ 小さじ1/4
 ・うがい薬〜風邪の時ののどの痛みに〜
  タイム 小さじ1、 ユーカリ 小さじ1/2、 ミント 小さじ1/2


 手作りのマウスウォッシュは香りもナチュラルでさわやか。外出時には小さなボトルに入れて持ち歩くのも良さそうです。

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