ハーブ講座:ちょっとしたハーブの話:フレッシュハーブの使い方のはなし〜フレッシュハーブスコーンづくり〜 home
ちょっとしたハーブの話
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15. フレッシュハーブの使い方のはなし〜フレッシュハーブスコーンづくり〜
 夏にかけて元気に育つハーブ。ハーブティーで楽しむこともできますが、ひと手間かけて手づくりのスコーンを作ってみませんか? フレッシュのハーブを混ぜたさわやかな風味のスコーンです。スコーンに生のハーブを使うのには向き不向きがあり、分量と作り方に少し気をつけるとハーブの香りがいきたおいしいスコーンができあがります。 ハーブを使い分ければ食事向きにもなります。そして合わせる食材で朝ごはん、ランチ、お酒のお供に、など、応用が効きます。
 スコーンのレシピは色々ありますが、今回はハーブの香りをひきたててくれる卵を使わない、そしてノンシュガーのレシピをご紹介します。 こくとしっとりふんわり感を添えるためにヨーグルトいりです。生地にドライフルーツを混ぜ込めばフルーツの甘みのクッキー風スコーンにもなります。


ハーブスコーン・レシピ(2.5cm厚、直径5cmで10個分)
<材料>
 ・薄力粉 200g
 ・BP(ベーキングパウダー)小さじ1+1/2
 ・塩 少々
 ・バター 40〜50g
 ・牛乳 60cc+ヨーグルト 60cc
 ・ハーブ 刻んで1/2〜小3
  (ハーブによって異なるため各々のハーブは下記参照してください)
ローズマリースコーン (手前)ローズマリー&オレンジピール
(奥)ローズマリー&レーズン
※焼き色をつけたい時、しっとり感を強めたい時には好みで砂糖 小さじ1を足します。甘くしたい時は大さじ2ほど加えてください。
※ドライフルーツを加える時は40gくらいを目安量として下さい。
※薄力粉の分量の半量を全粒粉にすると香ばしくなります。その際は水分量(牛乳+ヨーグルト)を若干増やして下さい。

<作り方>
1.ハーブは洗って、布巾で充分に水気をとり、包丁で細かく刻む。
 ※ハーブの水分を充分にとることが大切です。水気のあるまま刻むとハーブから水分がでて青くさみがでてしまいます。時間が経つにつれ変色してしまうので次の作業に移る直前に刻んでください。
2.ふるった粉類に、冷蔵庫から出したての冷えたままのバターをスケッパーで切るように混ぜる。
3.バターが小豆粒大くらいになったら指先でぽろぽろのパン粉状態になるようにすり合わせるように混ぜる。
4.ハーブを加えて混ぜ、牛乳とヨーグルトを合わせたものを少しずつ加え、練らないよう、スケッパーで切るように混ぜる。
5.粉っぽさが残るうちにある程度まとまったら台に出し、半分に切って重ねて押し、を2回繰り返す。
 ※押す作業は省いても構いません。重ねるとふわっとふくらみ、焼き上がりまん中に亀裂ができ、割ったときにきれいな層になりやすくなります。
6.厚さ2.5cmにのばし、型でふわっとぬく。又は包丁で切る。
7.180℃〜190℃に温めておいたオーブンで15〜17分、亀裂が入り、薄めのこげ色がつくまで焼く。
 ※卵と砂糖を使っていないためあまり焼き色がつきません。そしてハーブの香りをきれいに残すため、うっすら焼き色がついたところでとりだしてください。
 ※翌日は少し固くなるため、トースターで温めなおすと焼きたてのふんわり感が戻ります。こげそうだったらアルミホイルで包んでください。冷凍保存もできます。 冷凍保存の場合ははじめホイルで包み、やわらかくなった時点でホイルをはずしてまわりをかりっとなるように焼きます。

ハーブ
以下はスコーンにする時の特徴、注意点です。ハーブ名の後の( )は上記レシピで単品で使う場合の目安量です。ハーブ各々の詳細は「ハーブ図鑑」を参照してください。

<アップルミント>(刻んだもの 小2)
熱にやや弱い。使い過ぎると青くさみがでてしまいます。焼きたてはほのかなりんごの香り。繊細な香りははちみつと合います。ペパーミントやクールミントを分量内に少し加えるとさっぱりした風味が添えられます。


<スペアミント>(刻んだもの 小1〜2)
さわやかな甘みのあるミントの香り。すーっとした雰囲気を加えたい時はク−ルミントやペパーミントを分量内に加えるとよいでしょう。はちみつの他、マーマレードなどシトラス系のさわやかな甘みと合います。


<ペパーミント、ク−ルミント>(刻んだもの 小1〜2)
すっきりしたミント風味。はちみつ、マーマレード以外にチョコレートとも好相性です。生地にチョコレートチップや刻んだチョコレートを混ぜ込むとクッキー風になります。チョコレートとナッツを加えたチョコミントナッツスコーンもおすすめです。


<レモンバーベナ>(細かく刻んだもの 小1/2〜小1)
きりっとしたレモン風味になります。香りが強く、繊維があるので葉は細かく刻んでください。はさみで繊維を断ち切るように切るとうまくいきます。葉が大きいものは、まん中の太い葉脈は使わないようにするとよいでしょう。 レモンの風味なのではちみつ、ベリー系のジャム、クリーム類など甘み全般に合います。また、食事にも向きます。レタスとチキンのサンドイッチなどにも合います。

<ローズゼラニウム>(刻んだもの 小2)
葉が固く口当たりがごわごわしているので、細かく刻むとよいでしょう。焼きたてはばらの香り。甘くやさしい香りははちみつが合います。酸味が少しあるものとも相性がよいのでクリームを添えるならサワークリーム、 ヨーグルトの水きりしたもの、クリームチーズなどを使うとよいでしょう。


<ローズマリー>(細かく刻んだもの 小1/2〜小1)
風味が強いので細かく刻みます。好みなら大きめに刻んでもよいでしょう。レーズンやラムレーズンを生地に加えてもおいしくなります。他にオレンジピール、レモンピールも合います。食べる時にクリームチーズを添えるとワインに合う一品にもなります。 おやつ風にする時にはくるみとレ−ズンを混ぜてもおいしい。食事に合わせる時にはロ−ズマリ−だけにして、食べる時にクリームチーズとハムなどの肉類を合わせても。ポテトサンドにも合います。

<イタリアンパセリ>(刻んだもの 小3)
食事向き。くせがなく万人向けなので子供にもおすすめです。サンドイッチ風にも使えます。パルメザン粉チーズを分量に30gほど加えてチーズスコーンにしてもよいでしょう。 粉チーズを混ぜる時は水分量(ヨーグルトか牛乳)を10g〜30gほど足します。粉チーズでなく刻んだナチュラルチーズを生地に混ぜても。焼きたてはチーズがとろりととけておいしいです。ブラックペパーいりもおすすめです。

<タイム>(葉のみ 小1〜2)
食事風になります。ドライトマトを混ぜ込んだり、パセリと同様チーズと相性がよいのでチーズ入りにしても。ドライトマトとチーズ両方混ぜてもよいでしょう。他にキドニービーンズなどの豆類(水煮)を混ぜて豆スコーンにしても。 タイムは豆の消化を助けます。また、タイムは甘みとも合います。杏や洋梨と相性がよいので、ドライ杏を生地に混ぜたり、仕上げはちみつ、杏ジャムをつけたり、クリームと洋梨のコンポートを合わせても大人っぽい感じです。 甘みと合わせる時はタイムの分量はやや少なめにするとよいでしょう。

他、スコーンに合うフレッシュハーブ
 使用量、相性のよい食材は以下の通りです。
タラゴン(細かく刻んだもの小1〜2)
 食事向きですが、レーズンとも相性がよいです。他、豆、チーズとも合います。
セボリー(細かく刻んだもの小1)
 食事に向きます。豆と相性がよく、パセリやタイムなど料理でも相性のよいハーブとブレンドすると風味が増します。
チャイブ、チャービル(いずれも刻んだもの小3)
 共に食事向きのハーブ。チャイブはサワークリームやクリームチーズを合わせて、スモークサーモンやツナ、ハム類でサンドイッチにするのもおすすめです。チャービルはくせがないのでパセリのように使えます。

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