ハーブ講座:ちょっとしたハーブの話:民間療法とハーブの話 〜ハーブやスパイスをプラスした民間療法〜 home
ちょっとしたハーブの話
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22. 民間療法とハーブの話 〜ハーブやスパイスをプラスした民間療法〜
 薬を飲むほどでもなく病院へ行くほどでもない、というような体の不調に家庭で受け継がれてきた民間療法。近頃はそういった自然の治療が見直されるようになり、雑誌や本などでもとりあげられるようになってきました。民間療法には薬草を使ったりするものもありますが、身近な食材を使ったものも多く、例えば日本のものであれば風邪に卵酒、もそのひとつです。 今回はそのような身近な食材を使った日本の民間療法に、効能の近いハーブやスパイスをプラスする方法をご紹介します。ハーブやスパイスを加えると香りよく薬効が増し、飲食で使う場合はおいしくなったり、外用で使う場合は心地よさが付加されたり、といった利点があります。
 それでは身近な食材を使った民間療法を、分量や作り方、合わせると効果的なハーブとスパイス、使われている食品の薬効と共に紹介していきましょう。

体を温める。風邪に。のどの痛みに。胃腸の不調に。下痢に。

「梅醤(うめびしお)番茶」※しょうがを加える。
<材料>
 ・梅干し 中1個
 ・醤油 小さじ1/2
 ・しょうが汁 小さじ1+1/2
 ・番茶 150〜?180cc(3年番茶にすると効果が高くなります)
<作り方>
梅干を湯飲み茶碗に入れて箸でよくつぶし、しょうゆとしょうが汁を加え、熱い番茶を注ぐ。味加減は好みで。のどの痛みには醤油を入れなくても。

「ハーブ&スパイス」
しょうがには殺菌作用、保温、発汗作用、胃腸機能調整作用などがあります。

「食品」
※食品はすべて天然素材で作られ、時間をかけて発酵させたりつくられたものに効果があります。(以下同様)
梅干しは体を温め、発汗作用があり、強い殺菌作用もあります。豊富なクエン酸は疲労回復に効果的。食欲不振や下痢にも効果があります。
醤油は体を温める効果や殺菌作用があります。

風邪や発熱に。胃腸の不調に。のどの痛みに。

「葛湯」※シナモンやしょうが、ミント、タイムを加える。
<材料>
 ・本葛粉 大さじ1
 ・はちみつ 小さじ1〜大さじ1
 ・水 150〜180cc
<作り方>
水少量で葛粉をよく溶いて、はちみつ、水を加えてよく混ぜ、鍋に入れて火にかける。くずのとろみがついて、色が透明になったら出来上がり。レンジでも作れます。

「ハーブ&スパイス」
簡単なのは、風邪や発熱に体を温める効果の高いシナモンやしょうがのパウダーを最後にふりかける方法です。また、風邪に体を温める効果の高いシナモンやしょうが、 胃腸の不調にミント、シナモン、しょうが(単品で、又は組み合わせて)、のどの痛みにタイム、ミントのお茶をあらかじめ作っておき、水をそのお茶に置き換えて作るとハーブやスパイス風味のよい葛湯ができます。

「食品」
葛には体を温め、発汗、解熱、整腸作用があります。
はちみつには抗菌作用があり、のどの痛みにも効果があります。

のどの不調に。うがい薬として。

「塩番茶」※ミントやタイム(ローズマリー)を加える。
<材料>
 ・番茶(3年番茶であればなおよい) 適宜
 ・自然塩 お茶の1%
<作り方>
鍋に塩と番茶をいれてさっと沸かし、冷ましておく。これでうがいをする。

「ハーブ&スパイス」
沸かした番茶に、タイムやタイムとミントをいれておくと殺菌効果が高まります。ミントいりはのどや口の中がすっと気持よくなります。 うがい薬だけでなく、口臭防止作用のあるマウスウォッシュにもなります。口臭防止用にはローズマリーを合わせてもよいでしょう。

「食品」
番茶、自然塩には殺菌作用があります。

のどの痛みに。咳に。

「大根飴(はちみつ大根」※タイムやミントを加える。
<材料>
 ・大根 適宜
 ・はちみつ 大根1に対してはちみつ1
<作り方>
大根を1センチ角に切り、保存容器にいれ、はちみつをひたひたにかぶるように注ぐ。半日おくと水がでてくる。この上澄みをそのままなめたり、同量の水で割る。大根は2週間くらいでとる。冷蔵で1ヶ月程もつ。

「ハーブ&スパイス」
のどの痛みを和らげ、殺菌作用の強いタイム、又はタイムとミントを一緒につけておくと香りのよいシロップになります。

「食品」
大根(根)には炎症を鎮める効果があります。粘膜の炎症をいやすので、咳やのどの痛みを和らげます。また、含有される消化酵素が二日酔いにも効果があります。
はちみつには殺菌作用があり、またのどの痛みにも効果があります。

眼の疲れに。目の不調全般に。

「番茶シップ」※カモミール、ラベンダー、ミントを加える。
<材料>
 ・熱い番茶
 ・自然塩 番茶の1%くらい
<作り方>
湯のみ茶碗に熱い番茶を入れ、自然塩を入れる。タオルを浸し、軽くしぼる。このタオルで湿布する。冷たくなったら取り替え、15分くらい続ける。タオルの上にラップをのせておくと冷めにくい。

「ハーブ&スパイス」
番茶に目の疲れを和らげるといわれるラベンダーやカモミールをひたしておきます。(ラベンダーやカモミールを用いる場合、番茶は香りが強まらないように薄めにいれておきます。) ラベンダーやカモミールの香りにはリラックス効果があるので不調時の気分の低下にもおすすめです。ミントを使うとすっと気持よくなります。ミントは刺激が強いので、濃すぎないように注意して下さい。 ミントは抗アレルギー作用があり、飲用で花粉症にもよいといわれます。外用にしてその効果を期待するという意味もあります。

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