料理にハーブを使う時、このハーブはどんな使い方がいいのかと考える時、大きく2つに分類してみるといいでしょう。わさびやにんにく、しょうがのように薬味として少量を隠し味に使ったり、仕上げに添えたりといった使い方をするものか、
玉ねぎやねぎのように、野菜の中でも少しぴりっとした味があったり、香りがあったり、料理の素材の一部として使うのか。
前者は薬味的な使い方、後者は野菜的な使い方、といえるでしょう。今回はこの後者の野菜的な使い方のできるハーブをとりあげます。
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トマト&バジルの ビネガー和え |
サンドイッチ2種 (ひとつはオープンサンド、ひとつはサンドです。) |
今回とりあげるハーブは、野菜的、というように、生で食べられるもの、えぐみのないもの、苦みや辛みの少ないもの(栽培方法で苦みや辛みは強まります)で栽培しやすく応用が効くものです。
サラダはもちろん、これらのハーブはサンドイッチの具には相性がよいので、今回はサンドイッチでの使い方をご紹介します。
イタリアンパセリ、ロケット(ルッコラ)、ナスタチウム、サラダバーネット、バジル、フェンネルを、順に、相性のよい食材、おすすめの使い方をご紹介します。
●イタリアンパセリ
生で食べるハーブの中で最も万能といえるかもしれません。苦みや辛みはほとんどなく、香ばしい風味が素材を選ばず何とでも合います。
普段つくるサンドイッチに少し加えるだけで風味が増します。特ににおいや味の強いものに加えると後味がすっきりします。パセリはビタミン豊富なだけでなく、口臭防止の効能もあるのです。
●ロケット(ルッコラ)
ごまに似た香りとぴりっとした辛みがあります。クレソンのように肉料理に添えられることも多く、サラダのアクセントにもなります。
ぴりっとした辛みがあるので、パンにマスタードを使わずに、バターを塗って、野菜とサンドするだけでもおいしいです。
そのままよりもバターやオイルなどの油脂分を合わせた方が風味が増し、味もよくなります。
風味と消化を助ける薬効があり、肉類と相性がよいので、チキンのソテーやベーコン、ハムなどの肉類などと一緒にサンドするときはたっぷり使っても。肉類は強い風味なのでたくさん使ってもロケットの辛みは目立ちません。
肉類の強さが和らぎ、消化を助けてくれるので食後胃の中がすっきりします。
●ナスタチウム
ぴりっとした辛みがあり、マスタード代わりになります。
ナスタチウムの香りは主張しないので、バターを塗って、マスタードを使わず具と一緒にナスタチウムをはさむと、ナスタチウムのぴりっとした味だけを感じ、それがマスタードのようなので、ハーブが苦手、という人にも違和感なく食べやすいようです。
レタスとチーズなどの野菜サンドや卵のサンドなど、強くない素材と組み合わせても気にならないくらいです。素材をあまり選ばず、ロケットのような使い方ができ、肉、魚類とも合います。
●サラダバーネット
きゅうりに似た風味のするサラダバーネット。苦みや辛みはほとんどありません。茎は口の中に残るので、丸い葉っぱだけ使います。きゅうりに似た風味のため、きゅうり代わりに幅広く使えます。
卵のサンドやチーズのサンドなどあっさりした素材や、ツナサンドにもおすすめです。
●バジル
生で食べるハーブの代表格のようなバジル。香りの強さと辛みや苦みがほとんどないのが特徴です。相性のよいトマト、オリーブオイル、にんにく、チーズ、こしょう、他に、ナッツ類、じゃがいもにも合います。
相性のよい食材を組み合わせるとおいしいです。
トマトとチーズとバジルの組み合わせは有名ですが、他に、例えば塩とオリーブオイルと酢で作ったシンプルなマッシュポテトに刻んだくるみをのせて、バジルと好みでこしょう、といった使い方も。簡単でおいしいのがトマトとバジルのマリネ。
ガラスやホーロー容器に、酢、または酢とオイルを合わせて、ちぎったバジルをいれて、大きめに刻んだトマトをいれて和えて冷蔵庫にいれます。数時間おくとトマトの甘みが増し、風味のよいマリネになります
このままでも、チーズやナッツ、じゃがいもと合わせたり、ちぎったレタスと合わせてもさわやかな味わいです。
●フェンネル
甘い芳香があるフェンネルは魚のハーブともいわれ、魚料理の風味づけによく使われます。魚のくさみも和らげてくれます。なので、ツナサンドにはぴったり。
よくベ−グルサンドで使われる組み合わせ、クリームチーズとスモークサーモンにフェンネルを加えるのも合います。
フェンネルは香りは強いですが味に苦みや辛みがないので、香りが繊細な素材には少なめに、強いにおいの素材に組み合わせる時は多めに使っても大丈夫です。
これらのハーブは栽培の場所や季節で風味が変わってきます。直射日光のあたる場所、寒い冬には葉が固くなり、辛みや苦みが強まります。そんな時は控えめに使ってください。
これからの季節、行楽にもぴったりのサンドイッチ。また、今回ご紹介したのはサンドイッチでなく、サラダにしてもおいしい組み合わせです。
朝ごはんやランチなど、パンの食事のサイドメニューとしても参考にしてください。
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