ハーブ講座:ちょっとしたハーブの話:ジャムとハーブ〜果物とハーブの組み合わせ方〜 home
ちょっとしたハーブの話
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25. ジャムとハーブ〜果物とハーブの組み合わせ方〜
 果物の甘煮、ジャム。ジャムは果物を糖度55%以上で煮詰めたものの総称です。 「コンフィチュール」はフランス語でジャムのこと。最近目にしたり耳にしたりすることが増えたかもしれません。ジャムの仲間には、シトラスのジャム、マーマレードや、果物の粒を残して煮たジャム、プリザーブ、 他に、ミルクなど液体を煮詰めたカードというものもあります。今回はこういった果物の甘煮とハーブの組み合わせ方のお話です。この後、これら果物の甘煮をまとめてジャムと呼びます。

 ジャムはパンやトースト、クラッカーに塗ったり、ヨーグルトにのせて味わうとシンプルに果物の風味を感じられます。ジャムをそのまま味わうのはもちろんおいしいですが、ハーブを少し加えるとひと味違ったおいしさが楽しめます。

 パンやトースト、ヨーグルトにジャムをのせてほんの少し生のハーブを散らすと、彩りもきれいで味にアクセントが生まれます。また、紅茶にジャムをいれるロシアンティーのように、ハーブティーにジャムを加えるのも方法です。砂糖やはちみつ代わりに甘みと果物の風味 を加えるのです。ハーブティーはくせがあって苦手、という人は、甘みをプラスすると随分飲みやすくなりますが、ジャムには甘みだけでなく果物の風味があるため、さらに飲みやすくなります。そして果物にはハーブの風味をひきたてる役割もあり、また果物自体に薬効があるといった魅力も持ち合わせています。

 果物によって相性のよいハーブがあります。果物の風味をひきしめるスパイス的な使い方にしたり、ブレンドすることでまろやかな風味にしたり、ハーブの使い方も色々です。では、果物ごとの相性のよいハーブを、生のハーブ、生のハーブの使い方の参考例、ハーブティーに合うハーブをご紹介していきます。


いちごジャム
<ハーブ>ミント類、ローズマリー、タイム
ミルクや生クリームと相性がよいので、ケーキ生地やシュー生地、クレープなどに甘みのない生クリームといちごジャム、そしてハーブを散らしてみても。ミルクプリ ンやココナッツミルクプリン、ババロアなどミルク系のデザートにいちごジャムとハーブの組み合わせもおすすめです。
<ハーブティー>ローズヒップ、ハイビスカス、ミント類、レモンバーム、レモングラス、レモンバーベナ、ラベンダー
ローズヒップ+ハイビスカスは特におすすめです。風味の相性のよさはもちろん、ローズの濃淡の彩りもきれいです。ミント、ミント+ローズマリーや、ミント+レモンの香りのハーブはさわやかな味わいです。

りんごジャム
<ハーブ>ミント類、ローズマリー、タイム、レモンバーム
ヨーグルトと相性のよいりんごジャム。朝にヨーグルトとりんごジャム、ミント又はローズマリーを少し散らせば香りで目覚めもすっきり、そして整腸作用も期待でき るので便秘にもよい組み合わせです。パンケーキやクレープにバターとりんごジャム、ハーブの組み合わせても。こういった温かいお菓子にはローズマリーやタイムがおすすめです。
<ハーブティー>ローズマリー、ローズヒップ、ハイビスカス、ミント類、レモンバーム、レモングラス、レモンバーベナ、ラベンダー、リンデン、ローズ、タイム
はなやかな香りで少しクセのあるラベンダーティーにりんごジャムを合わせるとさっぱりとした味わいになります。ローズマリーやタイムなどのスパイシーでほろ苦みの あるハーブティーも合います。りんごジャムのさわやかさが増し、きりっとした味わいになります。

ブルーベリー、ラズベリー
<ハーブ>ローズマリー、ミント類、タイム
ブルーベリーはヨーグルトやクリームチーズなどちょっと酸味のある乳製品と相性がよい果物。ヨーグルトやレアチ−ズケーキのソースにもおすすめです。少し水での ばしたジャムをソースとしてかけて、ミント類やローズマリ−をほんの少し散らして。スコーンなど焼き菓子にクリームチーズとジャム、ハーブを添えるならタイムやローズマリーがおすすめです。
<ハーブティー>ミント類、レモングラス、レモンバーベナ、ローズマリー、タイム、ラベンダー、ローズヒップ、ハイビスカス、ローズ
ローズヒップ+ハイビスカスは彩りもきれいなハーブティーになります。ベリー類は花の香りと組み合わせるとはなやかな風味がひきたちます。すっきりしたハーブティーが好みならミントやローズマリー、タイムティーを。

マーマレード(甘夏、グレープフルーツ、オレンジ、レモン)
<ハーブ>ミント類、ローズマリー、タイム、フェンネル
甘酸っぱいマーマレードはミントと相性抜群です。甘みのあるフェンネルにはほろ苦みも残ったマーマレードが特に似合います。タルトレットにクリームチーズやヨーグルトの水きりをのせてマーマレードをのせ、そこにハーブを添えると見ためもよくちょっと豪華なデザートケーキになります。
<ハーブティー>ミント類、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、ローズマリー、タイム、カモミール、ローズヒップ、ハイビスカス
少し酸味のあるローズヒップやハイビスカスティーには甘めのマーマレードを合わせるとバランスのよい味に。目覚めのお茶にはミントやローズマリーティーを。ローズマリーティーにマーマレードは身体を温める効果が期待できます。冷え性には特におすすめの組み合わせです。

あんず
<ハーブ>ローズマリー、タイム、フェンネル、ミント類
ローズマリーやタイムはあんずの甘酸っぱい風味をひきしめます。杏仁プリンのように甘さを控えたミルクプリンに合わせても。ババロアや豆乳プリンなどにも合います。一手間かけるならパンケーキや焼き菓子にジャムとハーブを焼き込んだりしても。
<ハーブティー>ローズマリー、タイム、カモミール、ミント類、レモングラス、レモンバーベナ、レモンバーム、ローズヒップ、ハイビスカス
ローズマリーやタイム、ミントは杏の甘さがすっきりします。逆に甘い風味のカモミールと合わせるとやさしい風味がひきたちます。

バナナ、キウイ、パイナップル
<ハーブ>ミント類、ローズマリー、タイム
トロピカルフルーツは濃厚な甘い風味があるので、味をきりっとひきしめるローズマリーやタイムを。少し多めに使ってもスパイシーでおいしいです。これらのジャムはココナッツミルクと好相性なので、ココナッツミルクを使ったデザートにジャム+ハーブを使ってみても。
<ハーブティー>レモングラス、バジル、タイム、ローズマリー、ミント類
南国のフルーツにはレモングラスとの相性がよく、バジルやタイム、ローズマリーなどスパイシーなグリーン感のあるハーブとの組み合わせもおすすめです。アイスティーにするなら、ハーブティーにココナッツミルクをブレンドしてジャムを加えてもおいしいです。


 ジャム&ハーブティーはさわやかな味わいです。ハーブだけでなく、紅茶とハーブのブレンドティーにして、そこにジャムを加えるのも方法です。市販のフレ−バ−紅茶を参考にブレンドしてみてもいいでしょう。

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