ハーブティーのたのしみ方、今回は応用編です。
●作りかたの応用〜水だし方法〜
【水だし方法って?】
ハーブティーは基本的には沸かしたての熱湯を注いで作りますが、熱湯ではなく水で抽出する方法があります。常温の水にハーブを数時間つけておき、じっくりとハーブのエキスを抽出する方法です。
【作り方は?】
作り方はティーサーバーなどの容器にハーブをいれ、常温の水を注ぎ、熱湯を使うハーブティーと同様ふたをしておき、そのまま数時間おいておきます。ハーブの量は普通の倍量くらいにします。香りや薬効は弱めで熱が加わらないのでほのかな風味で
すが、特にフレッシュハーブのティーをこの方法でいれると青くさみがでないというメリットがあります。保存する時はハーブのエキスが抽出された数時間後、冷蔵庫にいれます。
【アイスティーでも楽しみましょう】
アイスティーで楽しみたい時、冷水を使ったり、すぐに冷蔵庫に入れたくなりますが、そうすると風味がなかなか溶け出さないので、ハーブのエキスが抽出されるのに時間が倍ほどかかってしまうのです。アイスティーで楽しみたい時は、前日の夜に水を注ぎ、冷蔵庫で一晩保存しておくといいでしょう。
●ブレンドの応用〜紅茶とのブレンド
【ブレンドの目安】
紅茶とのブレンドする時は、紅茶の茶葉とハーブを合わせておき、そこに熱湯を注ぎます。1杯分の分量は紅茶+ドライハーブで小さじ2杯が目安です。紅茶の割合が高い場合は小さじ1杯強から試してみます。(詳しくは「活かす 26.ハーブティのはなし 1」を参照してください。)ブレンドする際のこつはいくつかあります。
【どんな仕上がりのお茶にしたいのか考えましょう】
まず、紅茶とハーブの割合です。どんな仕上がりのお茶にしたいかということ、紅茶かハーブかどちらかの風味を主にするかを、まず考えてみます。紅茶とハーブを半々にするよりも、どちらかをメインにした方がおいしいブレンドになりやすいです。
もちろん半々でもバランスよくまとまることもありますが、紅茶もハーブもどちらの個性も抑えられ気味になってしまいがちなのです。そこで、特にはじめてブレンドする時は、どんなお茶にしよう?と考えて、紅茶をメインにするか、ハーブをメインにするかを
決めてみます。
― 紅茶がメインのお茶 ―
例えば紅茶がメインでハーブを風味づけ程度に使いたい時は、ハーブの風味の強さにもよりますが、紅茶3〜5:ハーブ1くらいにしてみます。
― ハーブがメインのお茶 ―
ハーブをメインにする場合、ハーブ3〜6:紅茶1くらいで試してみます。3:1だと紅茶の風味が強いので、飲んだ時には同量くらいの雰囲気に感じられるかもしれません。
6:1はほんのちょっぴりの紅茶のブレンド。紅茶にはハーブの強さを和らげてくれる効果があるので、ハーブにほんの少しブレンドするだけでやさしい味わいになります。例えばハーブだけでブレンドしたお茶が個性が強すぎて飲みにくかった、というものでも、
ほんの少し紅茶を足してみると風味がまろやかになっておいしく飲めることもあるのです。
【茶葉の選び方】
そして紅茶の茶葉の選び方です。茶葉の種類ですが、ハーブの風味は繊細なので、渋みの少ないあっさりした風味のセイロンティーが向いているといわれます。インド紅茶ならニルギリなどを合わせてみるとよいでしょう。また、さわやかな風味の紅茶でもハーブに比べて味が断然強いので、紅茶の渋みを強く感じてしまう、
ということがありがちです。紅茶の割合が高いブレンドの際は熱湯の量を増やしたり、茶葉の量を少なめにしておきます。
そしてさらにこだわるなら、紅茶の茶葉を選ぶ時に、葉の形状を考えます。紅茶は葉の形状によって細かいものは抽出されやすいので2〜3分、大きめの葉(よれたもの)は3〜5分蒸らします。ハーブは花や葉の場合、2〜3分ほど、実や皮などは5〜6分蒸らします。この蒸らし時間を揃えるように、茶葉を選ぶのです。
こうすることで紅茶の渋みが強まってしまった、又は逆に紅茶の風味が薄く感じる、という失敗がなくなります。
●飲用以外に
ハーブティーは残ったものを化粧水代わりに使うことができます。洗顔の後、顔にパッティングして、補湿作用のある乳液などで整えます。肌質によってハーブを選ぶとなお効果的です。(ハーブの薬効は「活かす 4.ハーブで美容」を参照してください。)
他に、うがい薬として使うこともできます。濃くいれたハーブティーがおすすめです。抗菌効果が高くのどにいいといわれるタイム、抗菌効果がありすーっと心地よいミントが向いています。抗菌効果があり炎症を和らげるはちみつを合わせてもいいでしょう。のどが痛い時には特におすすめです。
はちみつ入りのタイムティーは飲んで、その後うがいで、のどにやさしく働きかけてくれるのです。
化粧水、うがい薬に使う時は保存が効かないので、その日中に使うようにしてください。
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