秋の味覚、柿。出回る時期、そして庭木にあるという方はたくさん味わえる果物です。そのままで十分おいしいですが、柿は熟しやすいので、一時に食べるならハーブやスパイスを合わせて味を変化させると、飽きずおいしく食べられます。また、柿の特性を知っておくのもおいしく食べる大切な要素です。
では、柿の特性と、ハーブとスパイスの合わせ方をみていきましょう。
●柿の特性
柿はすぐに熟してしまいます。熟した柿が苦手な人は、そこが難点。ですが、保管の仕方で長く固い食感を楽しめるのです。りんごなどは果物全体で呼吸しているのですが、柿はヘタで呼吸しているため、ヘタを下に置いておくだけで熟すのを遅らせることができます。
生の柿は加熱すると苦みや渋みが出てしまいますが、たんぱく質により、その苦みや渋みが消えます。柿のデザートを作るときには、柿を加熱せずに寒天やゼリー液で固めたり、柿を長時間加熱してペーストにするなら牛乳や豆乳を合わせたデザートにするといいでしょう。
柿はにおいを軽減する効果があります。においの強い食べ物の食後に、柿を食べると口臭防止に役立ってくれます。ハーブティーを合わせるとさらに効果は高まります。
●ハーブとスパイスを合わせる
<柿と合わせる飲みものに・・・>
柿はビタミンCが豊富ですが、食べ過ぎると身体を冷やすといわれています。そんな時にハーブティーは強い味方。体をあたためる飲み物で調和をとりましょう。おいしく合わせるなら、風味が喧嘩しないものを選びます。体をあたためる効果があり、柿の風味と相性のよいハーブやスパイスを使います。
体を温める効果のある紅茶とのブレンドもおすすめです。シナモンやしょうがなどのスパイスは体をあたためる薬効の相性はもちろんのこと、柿は甘みが強いので、スパイスとは風味の相性もいいのです。
〜相性のいいおすすめのお茶〜
しょうが茶、ミントしょうが茶、シナモンしょうが茶
シナモン紅茶、しょうが紅茶、シナモンしょうが紅茶、スパイス紅茶
<簡単なデザートに・・・>
やわらかくなってきた柿の食感が苦手な人にはデザートに使うのがおすすめです。固い柿だとさわやかに、やわらかい柿はやや重厚な味わいになります。
柿の風味と薬効と相性のいいスパイスを合わせます。洋酒を合わせると大人風味のデザートになります。
〜柿のラムシナモン〜
生の柿を適当な大きさに切り、ほんの数滴、ラム酒(なければブランデー)をかけて、少し時間をおきます。時間をおくと柿のまわりがとろっとしてきます。仕上げにシナモンをかけてできあがり。シンプルな大人風味のデザートです。お酒が苦手なら、シナモンをかけるだけでもおいしいです。
豪華にするなら、ホイップクリームを合わせたり、アイスクリームを添えても合います。この時は、柿はやわらかいものを選んでください。固い柿は違和感があります。柿は小さめに切って散らすように盛りつけるといいでしょう。クリームを添えると濃厚なデザートになるので、シナモンだけでも、シナモンとクローブ、
オールスパイスとのミックススパイスを合わせてもおいしいです。
<サラダに・・・>
甘みが少ない柿は野菜として使うのも方法です。固めのしゃきしゃきした食感の柿が特に相性のいいサラダをご紹介します。和のテイストを少しとりいれるとおいしくまとまります。
〜柿のサラダ〜
薄くスライスした柿と大根に、ルッコラと水菜を適当に切ったものを混ぜます。下記の好みの調味料やドレッシングをかけてできあがり。ルッコラのぴりっとした味わいが風味をひきたてます。
塩ポン酢(+白ごま)
柚子こしょう+オリーブオイル(+酢)
ポン酢しょうゆ+オリーブオイル
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