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お酒
果実酒などに使われるのは「ホワイトリカー」と呼ばれる無色無臭のお酒。ホワイトリカーは「焼酎」「ウォッカ」「ラム」「テキーラ」「アクアビット」などのスピリッツ類の総称。ハーブはアルコールによって香り、味がそのまま侵出され、保存も効く。アルコール度35度以上のものを使用する。
■スピリッツ(蒸留酒)
穀類、果実、さとうきびなどの原料を発酵させてアルコール分をつくり、さらにそれを蒸溜してつくられたもの。一般に世界の4大スピリッツと言えば、ウォッカ、ジン、ラム、テキーラを指す。蒸留法は10世紀に発見された。
・ウォッカ
主として穀類を原料としてつくられたアルコール度の高い無色・無臭のスピリッツ。ハーブで香味をつけたものが多い。
・ジン
アルコールにジュニパーベリーを浸漬してつくった薬用酒としてつくられた。オランダ生まれ。利尿・解熱・健胃などの効用があるとして当初は薬屋で販売されていた。レシピはメーカーによる。基本的にはアルコールにジュニパーベリー、コリンダンアーシード、オリスルート、シナモン、アンゼリカなどを加えてさらに蒸留する。
・ラム
サトウキビの絞り汁を煮つめ、砂糖を結晶させたあとの糖蜜を原料とするスピリッツ。16〜17世紀ごろ、西インド諸島で生まれたとされる。
・テキーラ
メキシコ原産の竜舌蘭の茎を原料としてつくられる無色のスピリッツ。テキーラを使ったカクテル“マルガリータ”はあまりにも有名。
・ズブロッカ
文豪サマセット・モームが『剃刀の刃』で絶賛。ポーランド東部の森に群生する香草から抽出したエキスをブレンドしてつくられる。
・アクアヴィット
北欧諸国でつくられる。「生命の水」という意味。じゃがいもを主原料とするスピリッツ。フェンネル、キャラウェイ、アニス、クミン、カルダモンなどのハーブ(スパイス)で香りづけしたもの。
■リキュール
リキュールの語源はラテン語のリケファセレ、溶かし込むという意味。13世紀に初めてつくられた。スピリッツに薬草(ハーブ)、フルーツ、香料などを加えてつくられる混成酒のこと。日本の梅酒、屠蘇、養命酒などもリキュールの仲間といえる。
・アブサン
ワームウッドを主なエキス分としたリキュール。19世紀の終わりヴェルレーヌ、ロートレックなどパリの芸術家たちはアブサンを昼も夜もあおっていた。アブサン中毒になるものが後をたたず1915年には製造中止に。代替品として「パスティス」という名でつくられるようになる。
・リカール
パスティスの代表格。ワームウッド、スターアニス、フェンネル、リコリスを加えてつくられる透明なお酒。水をそそぐと朝もやのようにクリーム色にわけたつ不思議な魅力がある。
・サンブーカ
イタリア特産。エルダーベリー、リコリス入りのリキュール。小さいグラスに注ぎ、焙煎したコーヒー豆を3粒浮かべて火をつけて飲む。マスカットのさわやかな風味の甘いお酒にコーヒーの香り。イタリアの食後酒にぴったり。
・アニゼット
アニスシードで香りづけしたお酒。
|Basic Recipe|Variations|Pantry Memo|
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