草花染め講座:手軽にできる草花染め home
草花染め講座 監修:箕輪直子
1. 手軽にできる草花染め
 私たちが初めて体験する草花の染色は、子供のころのツユクサやアサガオの花を使った「色水遊び」です。染色の技術なんてなにもなかった大昔の人も、目の前に咲く花や熟した実を見つけて、ものは試しに体に擦りつけてみる、そんなことから染色は始まったのでしょう。

 実は、漢方薬と染料植物は、呼び名こそ違うものの同じ草花が多く重なっています。たとえば有名な漢方薬でもあるキハダを服用するために煎じる、すると黄色い液になる、そこで布を入れて身にまとい薬効を得る、あるいは紙を染めて虫よけとする、そんなことから煮出して染める技術は始まっていったのでしょう。

 みなさんの中に「草花の染色はすごく特別で、難しくて、大変なこと」だなんて思い込んでいる人はいませんか?確かに、一つの色を出すために、山のなかに移り住み、惜しみなく時間を使う人もいます。でも「楽しむこと」が目的ならできることから始めればよいだけ。ここでは草花染めを「誰でもできる身近なこと」としてわかりやすく解説し、台所でも十分楽しめる実践法をお教えします。

ストール
使った植物は左から、クローブ、クルミ、アスター、マダー、オレガノ
モヘアのセーター
使った植物
黄色:ヤマモモ
オレンジ:アカネ
ピンク:スオウ
など

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