草花染め講座:マリーゴールドで染めるウールの手袋 home
草花染め講座 監修:箕輪直子
4. マリーゴールドで染めるウールの手袋

左:鉄媒染
右:アルミナ(みょうばん)媒染
 プレゼントでもらった白の手袋。はめてみると「軍手」みたいだし、第一すぐに汚れてしまう…。ちょっと困りモノの白の手袋をマリーゴールドであったか手袋に再生します。
 今回は「鉄」と「アルミナ(みょうばん)」の2つの媒染剤で全く違った色に染めてみます。


用意するもの
・ 乾燥させたマリーゴールド 50g
 (染料店などでドライの花びらを売っています。花びらだけだと色は薄くなります。)
・ ウールの白の手袋 2組で50g
 (多少縮むので大き目のものを用意。)
・ 媒染剤
  鉄:鉄媒染液※ 100cc
 (簡単に作れますが時間がかかるので、
  前もって作っておきます。)
  アルミナ:みょうばん 1g
・ ボウル(5リットル) 2つ
・ さいばし
・ 網袋(不織布タイプの三角コーナーネット、ストッキングなど)
・ 輪ゴム
・ 計量スプーン

マリーゴールドの
ドライの花びら


※鉄媒染液の作り方
鉄たまご または 鉄クギ1kgを湯通しして、外に出して十分にサビさせます。サビた鉄をお酢または木酢液500ccにつけて室温で1週間ほど放置しておけばできあがり。
クギは繰り返し使えます。

染め方
 (1〜4は第3回タマネギで染めるコットンタオルと同じ要領)
1. 乾燥させたマリーゴールドをネットに入れ、輪ゴムで口を縛る。

2. ボウルに水を半分ぐらい入れ、ネットに入ったマリーゴールドを広げるように水面に沈め、火にかける。

3. ぐつぐつと沸騰させた状態で10分ぐらい煮込む。

4. 火を止め、水を注ぎ煮出した液の温度を下げる。ネットに入ったマリーゴールドを取り出す。

5. ぬるま湯につけて軽くしぼった手袋を広げながら煮出した液の中に入れ、中火で煮る。

ウールは水だと縮むので、ぬるま湯を使います。

6. ぐつぐつと沸騰させた状態で10分ぐらい煮込む。

7 .火を止めて液が冷めるまで放置する。(2時間程度)

冷める時に色が染みこむので時間をかけて冷まします。

8. 媒染液を準備する。

アルミナ媒染(みょうばん液) 鉄媒染
容器に1g(中さじ1)のみょうばんを入れ少量の熱湯でよく溶かす。それに手袋が浸るだけのぬるま湯を加える。 手袋が浸るだけの水を張った容器に、鉄の媒染液を100cc入れる。

9. 十分に冷めた7の液から手袋を取り出し、軽くぬるま湯で洗ってしぼり、8の媒洗液の中に広げるように入れ、中火で煮る。

ウールは高温で色が沈着するので、媒染の時も煮込みます。



10. 沸騰したら火を弱め10分くらい煮こむ。


11. 火を止めて時々かきまぜながら1時間くらい放置する。

12. ぬるま湯で、洗液が透明になるまで洗う。

洗った後、柔軟剤を入れたぬるま湯につけておくと、ふっくらした仕上がりになります。

13. 軽くしぼって風通しのよい日陰で干して出来上がり。

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