山野草講座:山野草:根洗い盆栽の作り方 home
山野草の基本
4. 根洗い盆栽の作り方
 作り方はいたって簡単です。山野草の単植作品か、コンパクトな寄せ植え作品を、早いもので丸1年、たいていは2年位培養したものを鉢から抜き出してそのまま陶板やガラスの渋目の皿や、水盤などに置いて観賞します。

 初めて見る人は、これで草たちが弱ったり枯れたりしないのかしらと驚くようですが、実は水のやり方などが上手ですと、鉢で培養しているより草たちはむしろご機嫌に生育してくれるのです。その理由はただ一つ、鉢から出たおかげで根は360°どこからでも酸素を吸うことが出来るからです。このことからも、植物がいかに酸素を必要としているかが分かります。さらに鉢を取り去っただけでも植物は喜ぶのですから、鉢の土は出来るだけ通気性に富んだ状態を続けることが最上であることがよく理解して頂けるでしょう。ミジン粉の入ったままの土で植え込むことがどれほどよくないことか、ご銘記下さい。

 ところで、根洗い盆栽はどんな草でも良いというわけではない・・・と思われてきました。しかし管理さえ適切ならば、たいていの草もので作品作りは可能なのです。ということは作品の風情、・・・根洗いとしておかしくない風情となっているかどうか・・・が大切なポイントとなるのでしょう。

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