山野草講座:山野草 今月の寄せ植え:3月 盛り上げ高植え3点寄せ home
山野草 今月の寄せ植え
3月 盛り上げ高植え3点寄せ
 花後に翌春の花芽をのぞかせて越冬する紅花姫シャクナゲ(常緑)、芽吹きの赤色が鮮やかな名月草(落葉)、そして日本に古くから生育する野生ランのモジズリ(別名ネジバナ)を組み合わせ、春から夏後半まで花の鑑賞ができる寄せ植えを作ります。小さな鉢でも高植えにする事により、植物も機嫌よく育ち、ボリュームもでてきます。

材料
・ 植物
 紅花姫シャクナゲ、名月草(イタドリに似た草で、花は赤みを帯びる)、モジズリ
・ 鉢(径10cm)
・ 底あて
・ ケト土
・ ゴロ土
・ 植え土(赤玉土4 対 富士砂3 対 鹿沼土3)
・ 水苔
・ U字ピン(細針金)

作業の手順
1. 鉢に底あてをセットし、ゴロ土を1cmほど入れる。

2. ミカン大の量のケト土をよく練って直径1.5cmのケト棒を作り、図1のように鉢縁にぐるぐると盛り上げ、3〜4cmの高さにします。

3. モジズリと名月草はポットから抜き、付いている植え土を全て落とします。姫シャクナゲは鋏で根鉢の肩を落とし、周囲と底部分も切って植えやすい大きさにします。

4. 植え土を少しいれて山にし、シャクナゲ・名月草、中央部分に図2のようにモジズリを入れ、その後は静かに丁寧に植え土を流し入れます。

5. 水差しでゆっくり水をやり、落ち着いたら湿らせた水苔をケト土部分にはって行きます。身近に生きた苔のある人はその苔を薄くしてはります。

6. 完成です。

今後の管理
 ここに使用した草物は日向を好むものばかりですから、植付け後はすぐに外の棚上などで管理します。ただし、4月まで夜間の冷え込みが心配な地方の方は、軒先や部屋で管理します。この場合でも日中は直射日光を当てます。肥料は4〜6月と9、10月に2週間に一度の水肥と、春・秋に一度固形肥料を施します。
 真夏のみ半日陰に移します。鉢がカラカラに乾きすぎた時は水を張ったバケツに鉢ごと入れて充分水を吸わせましょう。

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