山野草講座:山野草 今月の寄せ植え:5月 山野草の吊り草玉作り home
山野草 今月の寄せ植え
5月 山野草の吊り草玉作り
 5月の風にゆらゆらと涼やかに揺れる寄せ植えを作ってみましょう。クネクネと螺旋状に伸びる茎葉に特徴のあるラセンイ。主木として鮮黄色の花を観賞できるキンシバイ。珍しい濃色ミセバヤ。真冬に咲く寒菊。一年中緑の葉のトキワシノブなどを使って作ります。

材料
 (左から)ラセンイ、キンシバイ、濃色ミセバヤ、寒菊、トキワシノブ
・ ケトの植え土(ケト土7 対 赤玉土2 対 富士砂1)
・ 底当て 10cm×10cm
・ 固定用針金 35cmを2本
・ 吊り下げ用アルミ線 3mmを40cm
・ 苔
・ テグス(釣り糸)

作業のポイント
1. 底当ての角をカットして十文字に固定用針金を通します。3mmのアルミ線を蚊取り線香のようにぐるりと巻いて底当ての下より突き刺します。

2. ケト土を十分練ってから、1の底当て上に1cmほど平らに盛ります。

3. ラセンイ・キンシバイ・ミセバヤの根鉢はできるだけ小さく鋏で切ります。寒菊は挿し穂でも、極小の苗木でも可。

4. いよいよ植え込みです。中心に根鉢をケト土で覆ったキンシバイを、その左か右にラセンイ(なるべく上)とミセバヤ(やや下のほう)をセットし、ケト土をまんべんなくつけて丘のような雰囲気にします。寒菊は中間部分にピンセットで差し込みます。

5. トキワシノブ以外の植え付けは完了です。ここで固定用針金を、中心にある吊り下げ用のアルミ線に絡ませて、余分な部分は切り捨て、ケト山の中に少し埋めます。

6. 水苔(ある人は青苔)を絞ってうすく貼っていきます。ピンセットなどを使うと、きれいに仕上がります。

7. 苔のはがれ防止とケト土が落ちつくように、草玉全体をテグスでぐるぐると巻きます。
 ただし、植物が傷まないように丁寧に行います。草玉の上下・左右としっかり巻きます。

8. 最後に、トキワシノブの切った葉つきの茎を、ケト玉の余白部分に適宜差し込んでいきます。テグスで密になった部分に鉛筆などで3cmほど穴をあけ、トキワシノブをしっかり差し込みます。

9. 終了です。しっかりキリ水をかけ3〜4日は直射日光を避けますが、あとは日向で管理します。

その後の管理
・ 草玉をカラカラに乾かさないように注意します。夏などはバケツに張った水の中に浸けてしっかり水を吸わせます。
・ 水肥を2週間に1回。ただし、真夏と冬は与えません。

※メタモルフォーゼ(変容)の
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