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洋ラン講座
2. 洋ランの発展

カトレア

シンビディウム
 洋ランは、昭和40年代ごろまではカトレアを筆頭に、非常に高価なものでした。それが以後の高度経済成長に伴う「ゆとり」が生じ始めたせいか、人々は高価なランに今まで以上に関心を寄せるようになりました。

 このタイミングを待っていたかのように登場したのがシンビディウムです。カトレアやコチョウランほど高価ではないが、それでもかなりの高級感をもったシンビディウムが、いっせいに花屋さんやデパートの花売り場に飾られるようになったのです。しかもこのシンビディウムは、一鉢に何本もの見事な花茎を直立させ、花は当時他の花ものが少ない冬場に、2〜3ヶ月も咲き続けたのです。

 以来現在まで、洋ランの人気の高まりは天井知らずといってもよく、年ごとの「日本ラン展」などの盛況ぶりを見れば、いまさら説明の必要はないくらいです。ランにとりつかれた人々の誰か一人を取り上げても、すさまじいばかりのドキュメンタリー作品ができ上がってしまうほどです。


コチョウラン
 でもここでは日本、もしくは世界ラン展への出品や入賞といったことを夢みるのではなく、ぐっと冷静に自分好みのランを、上手に育てていこうという人のための栽培法を順次述べていくことにします。

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