home
第6回
黒土はなぜ盆栽に使わないのか
 黒土は栄養豊富な土ですが、盆栽用土としてはめったに使用されません。理由は栄養があるために粘り気がありすぎて、鉢植え用として使うと、水をやる度にびしっと締まり、つまりすぎてしまうからです。

 これに対して赤玉土は、栄養分はあまりありませんが、粒状の土として使えば水をやっても土が締まらず、適度に土中に空気を含むことができます。肥料分の不足は別に与えれば良いので、鉢植えとしては安全な赤玉土を使います。もっともこの赤玉土も、さらさらのものを使ったのではやはり空気をたくわえることは出来なくなります。あくまで大小の差を、盆栽の大きさ、鉢の大きさ、樹種による好みなどを考慮して使い分けていきます。

 黒土の鉢での使用例としては、恐らく唯一と言えるのかも知れませんが、古くからお正月用の飾り鉢として仕立てられている「松竹梅の寄せ植え」。これには黒土を使います。なぜなら、黒土は手で押さえるとぴしっとしまるため、一般的に松や梅や竹や南天や福寿草などを鉢に治めるのにはうってつけだからです。ちなみに松竹梅は3月には、一鉢づつに分けて赤玉土などで植え替えます。

関連ページ Q&A 土について(トップ)
腐葉土・赤玉土・黒土でどれが1番栄養豊富?
土のはなし

会員の方はMyフォルダがご利用可能です。ログインしてからご利用ください。
会員でない方はご登録いただきますとご利用になれます。

Dr.グリーンの特別講義トップへ

ホーム

support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.