home
第14回
バラ・キク・サツキ 病害虫のスーパー御三家
4. バラの害虫・対策編
アブラムシ類(イバラヒゲナガアブラムシ、バラミドリアブラムシ、ユキヤナギアブラムシ、モモアカアブラムシ)
全害虫の内、もっとも頻繁に発生するが、同時に薬剤に対してはもっとも弱い、ゴマ粒大前後の小ギャング集団。集団名は「チューチュータコカイナ」と覚えておくとよい。薬はなんでもよい。たとえばオルトラン、エカチン、エストックス、マラソン、スミチオン、スミソン、ディプテレックス、デナポンなどの水和剤、及び鉢ものならオルトラン粒剤、エカチンTD剤、アンチオ粒剤のどれかを適量ばらまいておいてもよい。

バラシロカイガラムシ
5〜10月はカルホス、デナポン、スプラサイドのどれかを規定倍率で全株に散布。7日あけてもう一度散布。3回すれば完璧。一度ではバラシそこなう。薬は必ずそのたびに新しくする。前のを残しておいて…はいけない。12〜2月に石灰硫黄合剤の20〜30倍液を株全体に散布すると春からのすべての病害虫の発生を大々的に抑えることになる。

バラクキバチ
4月中旬〜5月中旬の年一回の発生。晴天無風のAM10時からPM2時に飛来(目安です)。暇な人はハエタタキを持って待機していてもよい。しかしブッシュローズよりクライミングローズに来るので、とどかないかも。面倒だが来そうな天候の日の朝9時30分までに、前記アブラムシ用の薬剤を規定倍率に薄めて予防消毒がてら散布すると、バラクキバチは寄り付かなくなる。

ニホンチュウレンジ
カルホスがよく効く。マラソンでは2〜3回かけてもだめ。

ホソオビアシブトクチバ、ヨモギエダシャク
カルホス。数は少ないので捕殺でもよい。チャボやニワトリの大好物。

ナミハダニ
ダニによく効くエカチン、エストックなどを散布。ハダニ専門薬ならモレスタン、アクリシッドなどがある。ただし他の虫には無効。鉢ではオルトラン粒剤、エカチンTD粒剤、アンチオ粒剤を適量置いてもよい。

チャノミドリヒメヨコバイ
デナポン、ランネートがよく効く。

マメコガネ
カルホスがよく効く。一匹来たらすぐ散布するとニオイのため後続のマメコガネが寄りつかなくなる(効果約一週間続く。雨降ると効果弱まる)。

クロケシツブチョッキリゾウムシ
カルホスがよく効く。茎などを手で触れると、わずかな振動でも手足を縮めて地面にストンと落ちてのがれる。

バラハキリバチ
このハチは同じ葉に飛来を繰り返す性質がある。しかもめったに食害風景は見られないので、暇な人は椅子を用意してよーく観察して、もっと暇な人に話してやるとよい。その気のない人はカルホスを散布。

※薬剤については製造の終ったものや、さらに効果があって薬害の少ない新薬など色々変化がある場合があります。専門店で相談して下さい。

会員の方はMyフォルダがご利用可能です。ログインしてからご利用ください。
会員でない方はご登録いただきますとご利用になれます。

Dr.グリーンの特別講義トップへ

ホーム

support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.