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第14回
バラ・キク・サツキ 病害虫のスーパー御三家
5. キクの病気・症状編
うどんこ病・灰色かび病・黒斑病・斑点病・モザイク病・根頭癌腫病などはバラの項を参照

褐斑病
バラの項で述べた黒斑病と類似するが、中心に黒い部分がなく、暗紫褐色の楕円形病斑と健全部との境がくっきり分かれている。秋になると目立ってくる。

黒点病
葉の表面に円形だが不整形の大小の灰白色〜暗褐色の病斑(輪紋)をつくるが、その中に濃い黒色小粒子が点々と散生する。新梢部が捻じれることもある。

黒銹病
主に葉裏に黒褐色の小斑点を散生し、それが拡大して黒色粉を飛散。葉表は褐色斑点となる。

白銹病
葉裏に白色疣(いぼ)状の病斑を生じ、拡大して淡褐色となり、葉は巻き上がって枯死。

青枯病
株全体が急に萎れ、3〜4日の間は夜に回復するが、その後は緑のまま萎れて枯死。土壌中のバクテリアによるものだが連作とならない鉢栽培では発症は少ない。

軟腐病
地際部の茎が変色軟腐。株全体が萎れて枯死。病患部はどろどろで臭い。やはりバクテリアの仕業。青枯と軟腐病は野菜農家の大敵。

菌核病
花や茎の色があせて腐敗、白い菌糸が発生して粟粒大の黒色粒子(菌核)を出す。病株除去焼却。

白絹病
盛夏に根元が腐り、そこに白絹状の菌糸が生じ、その上に黒色粟粒大の粒子を出す。土壌に菌が生息。

疫病
根元茎が水浸暗緑色の病斑を生じ急速に葉にも伝播し、萎凋枯死する。患部に薄霜状のかびを発生する。

花腐菌核病
葉では円形〜楕円形の褐色病斑を生じ、花では集合花の中心部から褐変腐敗。

花枯病
大・中輪の花の外側から淡褐色の小斑点を生じ花の中心部に拡大して腐る。

葉枯線虫病
地中に生息するネマトーダが、茎の表面水膜を泳ぎ登って葉の気孔より侵入。葉肉内で増殖して葉肉枯死。葉は落葉せずに茎にぶら下がる。キクのハンギングツリーである。土壌消毒は専門家に相談。

根腐線虫病
葉枯れ線虫とは別のネマトーダが根を侵食、生育不良後枯死。

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