

エンドレスサマーの特色である「新枝咲き」とは、前年の枝だけでなく今年伸びた枝にも花が咲くことです。通常のアジサイは、9月頃に翌年開花する花芽ができ、花芽が膨らんだ状態で冬を越し、翌年春に伸びた枝(前年の枝、旧枝)の先端に花を咲かせます。それゆえ今年伸びた新しい枝には花は咲きません。それに対し、エンドレスサマーは植えたその年から、花を楽しむことができるのです。
新枝咲きのエンドレスサマーは、前年の枝に加え、春伸びた新しい枝に全て花が咲くので花数が非常に多く、さらに開花の期間も非常に長いという特色があります。
新枝咲きなので、暖地では春と秋の2回咲きます。真夏は、温度が高すぎるため蕾がつきませんが、夏涼しい地域(高冷地や東北、北海道)なら、初夏から晩秋まで、ずっと咲き続けます。
エンドレスサマーは通常のアジサイに比べ生育が旺盛で、小さな苗を植えても、すぐに驚くほど大きくなります。そして、暖地であれば5月半ばに開花する等、通常のアジサイよりも半月程度も早く花を咲かせてくれます。
通常のアジサイは、剪定の時期を間違えると翌年花が咲きませんが、新枝咲きのエンドレスサマーは、いつどこで剪定しても花を咲かせてくれます。
通常のアジサイは、寒さが厳しい地域では、秋に作られた花芽が冬凍結し死んでしまうので花が咲きません。その点、エンドレスサマーは耐寒性抜群です。寒冷地では旧枝の花芽が死んだり、地上部が枯れて無くなったりすることはあっても、地下の茎や根が生き残り、春には見事に花を咲かせます。米国では『米国の冷蔵庫』と言われる米国ミネソタ州において、マイナス30℃でも越冬し花を咲かせました。
通常のアジサイは、秋に花芽ができるので、移植できるのは冬から早春の時期に限られますが、エンドレスサマーは、新枝咲きのため、真夏以外いつでも植えられます。特に、秋に植えると年内に根が十分張るので、翌年はりっぱな株になり花をたくさん咲かせてくれます。特に寒さの厳しい地域では、夏から秋に植えるとことで根が深く伸び、冬でも地下部が生き残ります。
新枝咲きなので、すぐに花が咲くため株が大きくなりません。大きくなり過ぎたなと思ったときには、1月〜2月に地上から15cmの所で、枝を切れば、コンパクトに楽しむこともできます。
公園・道路の植栽にも最適