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第四回 ゼラニウム



geranium ゼラニウム
和名 テンジクアオイ
ラテン語名  pelargonium graveolens(ニオイテンジクアオイ)
 pelargonium roseum
 pelargonium odoratissimum

 原産地は南アフリカとされている。
 高さ70〜80cmの低木の常緑多年生草木。

 香料用のゼラニウムはフウロウソウ科の
テンジクアオイ属の植物である。




 花ではなく枝や葉から精油を抽出する。

 主なる香気成分はシトロネロール、ゲラニオールなどバラの香りと似ている。

 香料用のゼラニウムの主生産地は、インド洋の西の端マダガスカル島に近いレユニオン島その他モロッコ、マダガスカル、中国等で香料用に栽培されている。

 ほとんどが水蒸気蒸留法で処理され精油(エッセンシャルオイル)となる。 溶剤抽出法で処理しアブソリュートも生産するが高価で量的には見るべきものはない。  




 産地により香調が異なる。
 レユニオン産(=ブルボン産)はスーとしたミントを思わせるトップノートの後に強いバラ様の香りが続く。
 マダガスカル産はミントの香りは少なくバラ様の匂いも軽やかである。 モロッコ産はマダガスカル産に似て全体的に軽やかである。 中国産は重く感じる。

 ゼラニウムオイルは非常に強いバラの香りがし、価格もバラ程ではないので調合香料によく使われる重要な天然精油である。

 エッセンシャルオイルとしての効用は、心と体のバランス調整作用にすぐれているとされている。




島崎直樹 プロフィール

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