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2. 植物を育てる基本の「き」
3. 水について
 盆栽界では古くから「水くれ三年」という言葉が伝えられてきました。気の効いた者なら、水くれぐらいは1年でマスターできるさ、と思われがちですが、本当は3年続けてはじめて植物たちの水の求め方が理解できるという、深い意味合いをその言葉に見ることができます。そして水くれの理想は、その植物のほしい時にほしいだけの水を与える。これだけです。

 でもそのほしい時を知るのが大変です。春・秋は朝1回。夏は朝・夕2回。冬は時々…などという人は本物の園芸家ではありません。本物は、鉢の表面が乾くのを見て、今は鉢が7分乾きになったからたっぷりやろう。お前は8分乾きになってからが好きだから、もう少したってから…と普通の人ではとても考えられない対応をします。しかしここまでする人はそうはいないので、原則として鉢の表面が乾いたらたっぷりやると理解しておいて下さい。というのも、可愛がりすぎて、いつも水をやりすぎていると、実は鉢の土の温度が上がらないため、植物の根の成長はかえって悪くなってしまうからです。普通根は、土の温度が25〜27℃の時が一番活動して伸びるものです。水やりは多ければいいのでは決してありません。

水は土の表面が乾いてから、たっぷりと与えるのがコツ。なかなか鉢穴から水が出てこない時は用土がかなり悪化している証拠。 鉢は必ず棚上で培養する。最低30cmの高さからできれば90〜100cmの高さにする。
通風がよいと、虫、病気がつきにくいし、鉢も乾きやすいので、水さえやれれば順調な成育となる。

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