| 実生には採り播き(とりまき)と春播き、秋播きとがあります。種類によっては春・秋両シーズンに可能というものもありますが、前記の3タイプについて説明いたします。
- ● 採り播き
多くの草花、日本の山野草で普通に行われる種子の播き方で、だいたい夏から晩秋にかけて熟した種子を、用意した播き床(鉢)に採取後すぐ播くか、あるいはカビや腐敗防止のために、10日前後日陰で乾燥させてから播く方法です。
- ● 春播き
夏から秋に採取した種子を、翌年まで冷暗所に保管しておき、(温暖地、寒冷地で多少タイミングがずれますが)だいたい2月中旬から3月中旬にかけて播種(はしゅ)する方法です。これは採り播きの場合の播き床の冬場の管理というものが不必要となる利点がありますが、種子の保存の仕方が悪かったり、植物の種類によっては、保存期間が長くなるに従って発芽率が低くなるもの(キンポウゲ科が有名)もあるので注意が必要です。
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種子を播く時期
- 園芸店、ホームセンターで種子の袋の裏に書いてある説明書を読む
- 帝王かいざいくは春、秋両シーズン播ける
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- ● 秋播き
このグループには、主に日本の高温多湿の夏を苦手とする草花が多いといえます。あるいはけなげにも真冬に咲いたり、春早々から初夏にかけて咲く花々を連想してみてもよいでしょう。パンジー、ビオラ、クリサンセマム、キンギョソウ、ベゴニア、センパフローレンス、シネラリア、プリムラなどです。これらはそれぞれ秋播き一年草、あるいは一〜二年草、多年草などといわれますが、春播き種にはかなわないものの、かなりの品種数があるものです。
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