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4. ジャンル別肥料の与え方
1. 栽培名人になるために
 生長中の植物の体は、種類によって多少の差はあるものの、平均的なところで、100gあたり、なんと90g前後が水分で、残り10%ほどが炭素、水素、酸素による炭水化物なのです。夏の空の下、大地にガッシリ根を張って、すっくと林立するヒマワリやトウモロコシを見ると、あるいは四方へ枝葉を伸ばしたマツやケヤキの大木を見ると、「本当に90%が水なの?」と疑いたくなりますが、まあその疑問はともかく、彼らのさらなる生長のためには常に「水・光・空気」が必要とされていることは、疑う余地はありません。

 そして私たちが自然状態ではなく、ひとたび鉢や各種の器、あるいは庭や畑などで様々な植物を育てようとするときは、ここに「肥料」というものが大変大きな問題として浮かび上がってきます。極端に肥料が不足すると、当然植物の発育は悪くなり、反対に多すぎると、デリケートな山野草や草花などは、どうしようもないほど徒長(繁茂)したり、それどころか水をやるたびに濃度の高すぎる肥料分が「ひげ根」をおそい、根焼け…枯死へつながってしまうかもしれません。

 とかく肥料は適当にやっておけばいいと考えられがちですが、正しい、上手な肥料の与え方を覚えると、草姿・花つき・花の色・実の成り方…なにからなにまで今までとは違ってきます。ここではごく一般的な肥料の与え方を、ジャンルごとに説明していきますので、どうか肥料上手の栽培名人へと近づいてください。

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