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4. ジャンル別肥料の与え方
2. 鉢花・ガーデニング
 春に開花するもの、夏、あるいは秋に開花するもの、パンジーのように冬場に花が咲くものと、鉢花や露地栽培の草花たちは、その生育ぶりが異なっています。ここでは最も基本的な施肥法を述べますので、これを各植物に応用していってください。
  1. 鉢植えの用土には、少量の緩効性化学肥料を混ぜ入れます。露地では最低1週間前、できたら2週間前に元肥をすき込みます。あるいはスコップの刃の深さに埋め、草花の根が焼けないようにしてもよいでしょう。油カス、鶏フン、草木芭灰をたとえば1対2対1の割合に混ぜ、さらに完熟堆肥を追加すれば万全です。ただし多ければよいわけではありません。1平方メートル当たり80〜100g、化成肥料なら100〜120g程度です。挿し芽(木)床や播種床には肥料は一切与えません。

  2. 植え込み後2週間ほどで追肥をやります。親指の先の大きさの固形油カスでしたら5号鉢で2〜3個鉢縁に置きます。あるいは一年草でしたら週に1回1000倍に薄めた水肥を与えるだけでもよいでしょう。固形油カスを置いた場合でも週1回、もしくは月に2回ほど液肥を与えます。

  3. ここからが最も大切です。植物はいつまでもチッ素分を多く与えていては、いたずらに伸びるだけで困ってしまいます。それだけでなく、蕾ができにくくもなってしまうのです。各植物ごとに蕾のできる時期の前からチッ素分を少なくして、蕾を多くし、花色もよくするリン酸・カリ分の多い肥料に切り替えましょう。幸いこの頃には固形油カスに入っている骨紛が、確実に効き出します。ナスタチウムなどは、チッ素肥料を効かせ続けると蕾が上がってきません。露地栽培では、追肥として三大要素等分の化成肥料を適量パラパラとまくとよいでしょう。

  4. 花期の長い植物では、開花中も薄いチッ素、カリ肥料を効かせると花が長持ちします。花が終われば一年草はそれまで。宿根草や球根植物でしたら、カリ分の多い水肥を「お礼肥:おれいごえ(礼肥:れいひ)」として1〜2回与えます。特に地上部に葉を茂らす期間の短い種類では、葉が消えたあとしばらくは用土中に肥料分が残るようにして、翌年の芽出しの体力をつけておきます。

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