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5. 病害虫の防除法
3. 重宝する三種混合薬剤1 <作り方>
はじめに
 心情的には、農薬はなるべくなら使いたくないものです。しかし病気や害虫が発生してしまった時は、どうしても農薬に頼らざるを得ません。
 家庭で薬剤散布をする場合、殺虫剤ではマラソン、スミチオン、スミソン、また殺菌剤ではベンレート、ダイカン類が一般的に用いられます。ただしこれらで防除できない各種スリップス類、カイガラムシ類や病気がたくさんあるのです。 効果的なのは、病気・害虫を確認したらできるだけ早期に、その都度それらに対応した薬剤を購入して散布することです。適合する薬剤は種苗店や園芸店で専門家に相談を受けて購入しましょう。

 ここでは、庭木や盆栽でやっかいな病害虫に悩まされている人のために、吸汁性といわれるアブラムシやカイガラムシから、食害性といわれるアメリカシロヒトリやイモムシ、そしておなじみの白渋病(うどんこ病)や赤星病や褐斑病など、発生・発症しやすい病害虫をまとめて予防・駆除する薬液の作り方をお教えします。
 それはベンレートにカルホス乳剤、そしてエカチンを組み合わせ、三種混合液を作るのです。

三種混合薬剤の作り方(10リットル作る場合)

  1. ベンレートの粉を10g計り取り容器に入れる。
  2. 水10リットルにカルホス乳剤(または日産EPN乳剤)10ccを溶かしたら、その中に1のベンレートの粉を溶かし込む。
  3. 2の中にエカチン10ccを静かに注ぎ入れ、三種をよく混合したらできあがり。
毒性の強い薬剤を使用しますので、取り扱いにはくれぐれも注意し、他人の迷惑にならないよう上手に利用してください。
エカチンが入手できない場合は、日産EPN乳剤、アンチオン乳剤、またはスプラサイド乳剤を使用してください。
1リットル作る場合、薬剤は1ccと微量になりますので計量には専用のスポイトを使用します。
カルホス乳剤、日産EPN乳剤等の薬剤は購入の際に身分証明書と印鑑が必要です(店によってはサインのみのところもあり)。
園芸店で手に入らない時は、種苗店に問い合わせてください。ほぼ確実に手に入るでしょう。

【参考】製品の容量と価格
カルホス乳剤:100ccの小ビンが500円程(500ccもあり)
日産EPN乳剤:100ccビンで250円程
エカチン:500ml入りで1750円程
 

 

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