
vol.2 庭のスペースを上手に使いましょう
東京では2月中旬に春一番が吹き、いよいよガーデニングシーズンが近づいてきました。
「さて、どんなものを育ててみようかしら。」今が思案時ですね。
どこに、どんなものを植えるかを考えるついでに、庭やベランダをもう一度よく観察してみましょう
「庭が南に面しているのに、ブロック塀のせいで、足元は日当たりが悪くて草花が育たない」とか、
「庭の奥行きがなくて庭のほとんどが日陰になってしまう」という悩みをよく耳にします。
そして、大抵その後に、「そういう環境で育つ花は何ですか?」と質問が続き、私も困ってしまいます。
「日当たりが悪い」場所はたいてい「風通しも悪い」と考えられますし、
そうなると雨の後の「水はけも悪い」と思われます。さらに、そういう所は、害虫も出やすいのです。
皆さんのお庭やベランダにはそういう場所はありませんか?
ちょっと意地悪に「そういう環境で育つ園芸植物はありません」と答えたくなるのですが、
そう言っては身も蓋もありませんので、「地面を高くしてください」とお答えするようにしています。
「えっ、地面を高くするって?」と思われることでしょう。
実は簡単なことなんです。
そういう場所にこそコンテナガーデンが有効です。ワイヤースタンドなどを利用して、コンテナを
地面から数十センチ高いところに置けばいいのです。
あいている植木鉢を逆さにして台にしてもいいでしょう。
ベランダも同じです。タイルの床にそのままコンテナを置くより、台を置いて少し高くするだけで、
風通しも水はけも日当たりも、ずいぶん良くなります。
ブロック塀にそった日陰部分の庭は、年中じめじめしがちですよね。
そういうところは思い切ってレンガなどでテラスをつくってみてはいかがでしょう。
レンガテラスにスタンドを利用したコンテナガーデンを置けば、リビングルームから座った目線で
花を楽しめます。
桜が咲くまでの間に、ガーデンデザインを考えてみるのも、この季節の庭の楽しみですね。