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花いっぱいレポート

秋晴れの空に喜び歌うコスモスの丘 昭和記念公園

2003年10月4日 東京都立川市 昭和記念公園 レポーター:Rosemary Blueさん
 澄み渡る秋晴れの空に似合いの花・・・それを思うとき一番初めに浮かぶのが優しい色合いのコスモスたち。夏の名残の熱気が去り、木々の葉を落とすような冷たい風が吹く前までの最も心地よい季節、昭和記念公園では80万本のコスモスが青空に向かって喜び歌うように咲きそろいます。


「コスモスの丘」のふもとに伸びる路。
コスモスの花たちを見上げながら、
心地よい散策を満喫できます
ここ昭和記念公園は1ヵ月半にもわたるコスモスまつりの真っ只中で、時期を少しずつずらしながら、4つのエリアで20種ものコスモスを楽しめるとのこと。現在はJR西立川駅付近の入口からは最も遠い「コスモスの丘」が最高の見頃です。
日比谷公園11個分の面積というだけありこの公園はとても広く、コスモスの丘までの距離は相当なもので、地図がなければ別の処に迷い込んでしまいそう。それでも、澄み渡る風と青空、園路に立ち並ぶ木々の緑の心地よさに後押しされて歩き続けました(レンタサイクルやパーク内トレインもありますので、歩き疲れるのはちょっと・・・という方でも大丈夫ですが)。

道先案内の看板にも助けられ、いよいよコスモスの丘が見えてきます。その瞬間の驚きはしばらく忘れられそうにありません!


青空とコスモス・・・秋が見せる最高の色彩美です
「遥か先に薄桃色の壁が見えるなあ・・・あまりにもこの壁は大きいなあ・・・もしかしたら公園の新しい施設か何かで、ものすごく広い建物でもあるのかなあ?」と、初めに私はこんなことを思ってしまったのです。
そのスケールの大きさ、色のみずみずしさに、感激のあまり目まいがしてしまいました。これがお花畑だなんて・・・!


見渡す限りのコスモス・・・天国の風景、というものがあるならこんな感じかも・・・
80万本とは聞いていましたが、その天文学的な数字からかえって想像もつかなかった大群落。
高低差のある丘の全てを淡いピンク色が包み、海とも空ともつかぬ壮大な花景色を織り成しています。自分自身の目で見て、その数のものすごさを心から実感しました。


花火のような勢いで花を広げる深い桃色のコスモス。
あでやかさを感じます
この丘の上を緩やかに昇る散策路に入ると、見渡す限りコスモスと空のほかには何もない世界・・・遥か先まで眺めても、コスモスの花色が果てしなく伸びています。


逆光を受ける花色は、宝石のような澄んだ輝きにあふれています
大人の身長でも埋もれてしまいそうな背の高いコスモスのそばに身を寄せると、頭から足の爪の先までその花色に染まり、この花色に溶け込んでいってしまいそう。


ふわりとした柔らかないろどりのコスモス。
見ているだけで心の中まで優しくなれそうです
それでもいつまでも眺めていられるのは、コスモスの花の持つ、素朴な可憐さと優しいいろどりのためでしょうか。このまま埋もれて、ちょっとお昼寝でもしたいなあ・・・と思ったり。


空に向かって花を広げるコスモスは、
やさしい光を自ら放つようです
また、恵まれた天候、広がる青空の下、一つ一つの花たちが実に活き活きとしていること・・・。
微かな風にも揺れてしまう繊細な花なのに、一生懸命に太陽を見上げ、まるで光に向かって喜びの歌を歌っているよう。私も思わず空を仰いで、こんな素晴らしい花景色をプレゼントしてくれた今日の青空に感謝の気持ちを伝えたくなりました。


「お似合いのパートナー」
そんな言葉が心に浮かびました

身を寄せ合って咲いているコスモスたち
花束のような美しさです


広場南側のお花畑ではキバナコスモスも満開でした
10月中旬からは、中央エリアのコスモスが50万本近く花開くそうです。
その時にまた訪れることができたらなあ・・・と、次の楽しみまで胸に、昭和記念公園を後にした私でした。

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