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| 熊谷(くまがや)桜堤 埼玉県/熊谷市 |
熊谷のさくらは、「市の花」として象徴されているとおり、江戸時代から世に知られ、数多くの歴史物語をもっている。“乗り換えの汽車を待つとて 出でて見つ 熊谷土堤のつぼみ桜を”と若山牧水は詠んだ。また、上野から花電車が出されるほどの賑わいだった。「熊谷古絵図」や「忍名所図絵」に、この堤の上にある石上寺の熊谷桜が描かれており、歴代の城主が観桜の宴をはり、「大雅会」と称して文人墨客がたくさん集まったという。 昭和36年(1961年)に新堤が完成し、旧堤のさくらの一部は万平公園に残る。現在の桜堤は手入れも行き届き、再び昔日の名声を取り戻しつつある。 昭和28年(1953年)、市制20周年を記念して新堤にさくらを植栽。旧堤には、桜花の移植や保護に貢献した先駆者竹井澹如の碑や熊谷栽桜記念の碑が建っている。 名勝熊谷桜の昔日の名声を取り戻すために、さくらをテーマにした町の活性化”桜ルネッサンス”が市民のさくらの会により展開されている。
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