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| 新境(しんさかい)川堤 岐阜県/各務原(かかみがはら)市 |
各務原市は岐阜県の南端部、濃尾平野の北部にある。各務原を縦断する境川は、古来、屈曲が多く、度重なる堤防決壊で被害甚大であった。そのため境川放水路が昭和5年(1930年)に完成。両岸に植えられたさくらは、地元出身の歌舞伎役者市川百十郎が寄贈し、住民と一緒に植樹したものである。 現在、さくら祭りができることの恩恵と感謝の気持ちをこめて故人をしのび、「百十郎桜」と命名し記念碑が建立されている。さくら祭りは、市民手づくりの祭りとして行われ、新境川一帯に歩行者天国、ふれあい広場など数々の催事が繰り広げられる。 新境川の両堤をうめるソメイヨシノ、「百十郎桜」は樹齢60年。市民共有の財産であり、観光資源として重要な役割を果たしている。さくらの名所としての生みの親、市川百十郎の遺志を受け継ぎ後世に伝えるため、市民一体となって、さくらの育成管理に努めていく意気込みである。
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