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| 霞間ヶ渓(かまがたに) 岐阜県/池田町 |
標高924メートルの池田山を水源とする霞間ヶ渓は、古くからヤマザクラの自生地で、天保年間(1830〜44年)、すでにさくらの名所として知られている。大垣藩領主が草木の伐採を禁止して山の保護に努めたので野生のヤマザクラが生育した。霞間ヶ渓のさくらは、昭和3年(1928年)、国の名勝天然記念物に指定され、山麓の道路沿いのさくら並木は圧巻である。 ヤマザクラ、ソメイヨシノ、シダレザクラなどがおよそ1万本。種類も70種を超える。4月上旬には桜吹雪が舞い、渓谷を華やかに飾る。 ヤマザクラの自生地に、明治に入って県令小崎利準がシダレザクラを移植し、その紹介に尽力。ところが明治29年(1896年)豪雨で堤防が決壊し、翌年、護岸を兼ねて多数のさくらを植栽した。その後、太平洋戦争の勃発による伐採にあったが、保勝会の活動で、観光霞間ヶ渓の本来の姿を取り戻した。
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