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| 御室桜(おむろざくら) 京都府/京都市 |
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名勝「御室桜」は、古くから庶民のさくらとして親しまれてきた遅咲きのサトザクラである。これらのさくらは、宇多天皇が開創した仁和寺の境内観音堂の前付近に植えられている。その品種は20数種類あり、いずれも高さが2〜4メートルの灌木状で、地上20〜30センチのところから花をつけているのが特徴。 「仁和寺や 足もとよりぞ 花の雲」という句がそのようすを端的に表現している。これは土質によるもの。現在、約250本のサトザクラが、4月21日頃を盛りに優美な表情を見せてくれる 遅咲きのさくらとして有名。古来からさくらの名所として知られ、その起源は平安時代にまでさかのぼる。仁和寺境内のさくらが公卿たちの目を楽しませていたと伝えられるが、応仁の兵火で焦土と化した。寛永年間三代将軍徳川家光の寄進により再興の折、境内の一隅に植樹したのが現在のさくらである。
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