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| 郡山城址公園(こおりやまじょうしこうえん) 奈良県/大和郡山市 |
桃山時代の様式に復元された追手門、隅櫓、多聞櫓などが往時をしのばせてくれる郡山城跡。その一帯に植えられているさくらは、天正13年(1585年)豊臣秀長が郡山城に入部した時、多武峯のさくらを移植したもの。享保9年(1724年)には、柳沢吉里が甲府から郡山に国替えとなり、入城してから桜樹の補植をし、城内一帯でその美を競うようになったので、「御殿桜」と呼ばれた。明治になってから城郭がすべて取り払われたが、柳沢神社建立の折、その周辺にさくらを補植し、かがり火を焚いたのが夜桜の始まりである。 明治44年(1911年)に、さくらの樹齢が老境に入り衰えてきたので、当時の町長三木忠方は町民から寄付金を募り、約3,000本のさくらを郡山城内に植えた。その際、かがり火を電灯に替えた。現在は約800本のさくらがあり、4月の開花期には、幽玄な趣が漂う夜の観桜を楽しんでいる。
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