![]() |
| 忠元公園(ただもとこうえん) 鹿児島県/大口市 |
北を熊本県、東を宮崎県と隣接している大口市は、九州山系に囲まれた盆地で鹿児島県下で海に面していない唯一の市である。市の中心部を国道267号線、268号線、447号線が交差し、都市発展の拠点となっている。市の中心を北から南へ流れる川内川とその支流が合流し、市の南部で曽木の滝となって九州一の鶴田ダムへと注ぐ。 中心部の高台には大口地頭新納武蔵守忠元を祀る忠元神社があり、その神社一帯に咲き誇る千本桜は「忠元桜」として古くから知られる。2キロにも及ぶ桜並木に提灯を灯した夜桜は春の闇に華麗な装いを見せる。 古くからさくらの名所として知られ、戦前には大道芸人が集まり、サーカス小屋が建つなどの賑わいをみせていた。昭和20年(1945年)の戦局の悪化とともに、軍の名でさくらは伐採。戦後になって「忠元の桜をもう一度」との気運が高まり、郷土出身者たちの桜木の寄贈が契機となって桜並木が復活した。この由来を後世に残すため、さくらの碑が昭和47年(1972年)に建立された。
|
support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.