home
食べられるドングリ
スダジイ
スダジイ(ブナ科シイノキ属)

 福島県、新潟県以西から屋久島まで分布する、私の幼少期の胃袋を少なからず満たしてくれた有難いドングリです。自生は暖地の山地ですが、庭・公園・神社などに広く植栽されています。「シイノミ」というと本種とツブラジイのことをいう場合が多いようです。

 このスダジイは東京地方では、5月になると淡黄色の雄花が木全体をスッポリ包むように咲くので、誰もが遠くからでも見つけることができます。子供の頃はこんなことは全く知らず、秋のドングリ拾いの時になって初めてスダジイ様に目を向けたものです。さらにこのスダジイは春に雄花が受粉すると、それがやがて食べられるドングリとなって落ちるのは、なんと翌年の秋だということを知ったのは、恥ずかしながら40才の頃でした。植物図鑑にはちゃんとこのことが記されていたのですが、それまで図鑑とはあまり仲良しではなく、もっぱら食い気にうつつを抜かしていたためです。

 食べ方は私のように生食してもよいのですが、殻ごとよく炒って食べると、より食が進み、食べすぎでも下痢を引き起こすこともありません。塩分を気にしないでよい通人はよく塩をふって食べます。神社などにはよく姿の似た「クス」も植えられていますが、こちらの実は8〜9mmの球形で秋に黒く熟し多分食べられません。樟脳をとる位ですもの…。

 

会員の方はMyフォルダがご利用可能です。ログインしてからご利用ください。
会員でない方はご登録いただきますとご利用になれます。

戻る

食べられる植物トップへ

ホーム

support@hanaippai.com
花いっぱい.com に掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。
Copyright©2008 花いっぱい.com All rights Reserved.